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おかしな事態になってきました。ゲームとはいえ、こんな不貞が許されていいのでしょうか (笑)
ボイドは今日も間近にあらわれて、ただじっと立っているんです。その姿が不気味で、ご主人はそうとう堪えているんじゃないかと、怖いです。
(ナイフを隠し持ってるとか、妄想したくなる)

彼の頭の中は医学を極めることと、スーザンのことしか考えてないようです。
また昇進して、上司に報告です。

スーザンが臨月になったので、いつ病院に行ってもいいように一緒に時間を過ごしています。
今夜は海岸を散歩しながら、のんびりと。

医療キャリアのシムは、産まれる前から性別を確認することができます。女の子でした。

赤ちゃんが産まれました。
・・・複雑な状況。我が子なのに、家に連れて帰れない。
仕方がないので、寝室の横で、そっとボイドのそばに置いてみます。目が覚めたらびっくりするだろうなあ。
ちゃんとミルクをあげてくれることを願って。

しばらくして彼女の家へ様子を見に行くと、すぐに大きくなっていました。(自動的な成長だけど、早すぎ)
ここはお姉ちゃんの部屋でしょう、ひとり隅っこで人形と遊んでいます。お姉ちゃんといっても、ブレア (Blair Wainwright ) はとっくに成人して他の世帯で暮らしているので、一人っ子状態です。
スーザンとボイドはまだ夫婦なので、娘も Wainlight 姓で、あちらの世帯になっています。
ゲームとはいえ、これ、ちょっと生々しいよぉ (笑)

自分もさすがに胸が痛くなってきました。このプレイ、度が過ぎた・・・
これからどうしたらいいんでしょうか。

彼女はちゃんと子育てしてるんだろうか。見たところ、放ったらかし。
せめて歩行訓練だけはしてあげようと、マサムネくん、通いパパでがんばってます。
(スーザンのだんなが寝る頃を見計らっていつも 夜の 10 時過ぎに訪問 )

もう娘のことで頭がいっぱいで、彼が医療キャリアのトップになったことも、感動がうすれています。
あっというまに達成しました。

彼はエコ派なので、移動手段は自転車です。ドクターは夜中の緊急呼び出しが多いので、車でブーンと音をだすより、静かに自転車で病院に向かう方が、気が楽です。

こんな場面も。ロジックスキルが高いと、こうやって勉強も教えてあげられます。
ティーンになったモティマーくん (Mortimer Goth )の宿題を手伝ってあげました。
見た目がよく似ているから妙に親近感がわいてくる。こっちの方が親子みたい。

ある日、ボイドが娘を連れて街を歩いてるのを見かけました。うわあ、さすがに罪悪感です。それ、自分の子じゃないのに、リアルすぎ。 (もうゲームだから割り切ろうね)
表向きには説明できない親子関係だから、彼は自分の子と言い張って強引にスーザンとの生活を続けてるのかもしれません。

マサムネくんの友人役は やっぱりこの人、レイトン・セキモト (Leighton Sekemoto ) ですね。
日系同士、話がはずんでいます。
「オレの息子、サムっていうんだけどさー、ニッポンに帰ればオサムって名前があるんだぜ」とかいろいろ想像して。 (笑)

いろいろなポーションを作れたけど、まだロジックスキル 10 まで達成していないので、あの究極のポーションは完成していません。
できれば、間に合わせたかったのですが、

ついにこの日がきました。 スーザンの年齢がすすみ、シニア世代に突入です。容姿が変わりました。
でもなんだか可愛いよ。髪色を変えたらきっとわからない。
そもそもゲーム開始時、 スーザンはすでにミドルエイジの半ばだったので、ひとまわり以上年下の彼とつきあうわ高齢出産するわで、その若々しさはすごい。

決心しました。
スーザンをいったん引き取って、彼女に「若返りポーション」を飲ませよう。もう一度あのチャーミングなツンデレ顔をみたい。
もう勢いで、彼女と娘を世帯に引き取りました。

あれっ、二人とも動かしたのに、娘の姿が見えません。
普通だと幼児は自動的に家の前に動いてくると思ったのに、
なかなか現れないので、スーザンの元の自宅を探しに行くと、
なんと ! ボイドが娘を抱っこしたまま、仁王立ちで玄関にたっていまた。
「この子は絶対渡さん!」
と言わんばかりの雰囲気で、すごく複雑。これは参りました。
たぶん、たまたま抱っこしている時に世帯を動かされたので、タイミングで幼児が移動できなかっただけと思いますが、
まるで仕組まれたように、手放さないボイドの様子が、痛かったです。

スーザンのパネルを見ると、ボイドとはすこし悪化した状態です。当たり前だよね。それでも離婚せずじっとご主人 は耐えていたんでしょうね。婚姻関係は続いています。

もうかわいそうになってきたので、スーザンを若返らせたらまた世帯を戻してあげようと、この時は思いました。
「ちょっとマサムネ先生のところに行って若返り手術をしてくるから待っててちょうだい」
マサムネくんはキャリアトップになって天才外科医の肩書になったので、そういう流れでもいいね。
娘だけ引き取って、スーザンは家に帰らせる、というのもありかなとか、色々悩みました。

さあ、お待ちかねの特別なポーションですよ。
本当はマサムネくんが自分で作りたかったけど、スキルが足りず間に合わないので、彼が夢達成した時にたまったポイント交換で、このポーションを手に入れました。
それでも 75,000ポイントが必要だから、簡単には手に入らない、貴重なアイテムです。

若返りも自分のプレイでは今回初めてなのでドキドキ。
こんなストーリー展開じゃないと、シムを若返らせようとは思わないけどね。

変身する時のメロディが可愛い。ワクワクしてきます。

「ママ、若返ったわよ」
スーザンが 若者世代に戻りました。可愛らしいママに大変身。

うれしさにひたっています。やっぱり帰したくない。
もうこのまま一緒に暮らそうか。
つづきます ➡ ヤング・アゲイン・ポーション | 第3話 非現実な世界