結婚式です。Rocky は軍の制服で式をしました。
リングの交換。指にはさんで持ってます。ポロッと落ちそうにみえるけど、ちゃんと手にはめるんだよね。
みんなもお祝いしてくれます。Susie は一番前に立って、イクバルさんは遠慮がちにずっと後ろに座って泣いています。
VJ が泣いてくれたよ。この顔、もらい泣きしそう。祝ってくれてありがとね。
ああそんなうしろに座らなくても。一番喜んでくれたように見えました。
山もきれいで、飛行機のオブジェクトが空に映えてます。
ケーキカットも成功。
Bella には手渡しで。祝って欲しかったからね。
「モティマーとはうまくやってるかい？」
「それが実はね…」
今度はパーカーとつきあってました。あーあ。もういいや。コントロールできないシムは思い通りになりません。
先輩がいろいろアドバイス。愛してるを毎日 100 回もですか。イクバルさんのようにはできないかも。
無事に結婚式が終わり、すぐ赤ちゃんもできました。やったあ。
喜びいっぱいでまた Susie に報告しようと思った矢先、一本のいやな電話が。
「え、危篤？」
とうとうきてしまいました。
数日で赤ちゃん産まれるのに、間に合わなそうです。
Rocky はショックで呆然とします。
長生きさせようと思えば方法はあるけど、自然の流れがいいので、このままお別れを決めます。
せめて見送りたいと、翌日は二人を呼んで家で過ごしてもらいます。奥さんは妊娠中なので、ショックを与えないよう外出してもらいました。
実の息子の VJ も電話でよんだのに、おいこら、こないって。気まぐれすぎる。
今回は Alvi 一家と深く関わったので、できれば見送りには VJ も立ち会って欲しい。VJ がどんな顔して見送るのかを見てみたいというのもあったし。
Miraji くんは仕事で来れないって。なんの仕事? うわあこれもひどい、犯罪キャリアになってました。それはないでしょう。なぜそんな反抗的な人生になったの。
今回のプレイは思い入れが強いので、またデータやり直して、その様子をみたいとねばりました。
今度は VJ くんきてくれましたが、
仕事に行くって。なにかのアルバイトしてました。どっちが大事なのー
実は 4 回、やり直したんです。意地になって。でも今度はイクバルがもう帰る、といいだし家を出てしまいます。Miraji くんが気に入らないようです。ショック。
みんなを勢ぞろいさせるのは、あきらめました。
さよなら、イクバルさん。素敵なおじいちゃんで、いいキャラでした。
イクバルが家を出てしばらくすると、訃報が届きました。
続いて家の電話がけたたましく鳴り響き、Rocky は険しい顔で電話に出ます。
この顔みてたらホント辛かった。
「うん、わかった。かあさんは大丈夫？」
「オレ？オレは平気。そっちにいかなくてもいい？そう、じゃそばにいてあげて」
「大丈夫だって。一番辛いのはかあさんだろ」
電話を切ったあと、あらためて亡くなりましたのメッセージ。本当に逝ってしまったのか。見送ってないのに電話だけでこんなに悲しい気分になったのは初めて。
Rocky の顔をみてたらたまりません。最後に目尻を押さえつけるあの仕草が、一生懸命泣くのをこらえてるようで。こっちも泣けてきます。
つづきます —>> 第14話 空の向こうで永遠に幸せ
