
寒い季節になりました。なんとなくふらりと、彼女と親友の家へ遊びに行ってみました。
でも玄関の前まで行くと、部屋の中から彼女と婚約者のモメてる声がはっきり聞こえます。けんかの声です。

なにかあったの ?
気になります。

Hilda の様子がちょっとおかしく見えます。
Tailer : 「あいつ、白状したよ。他に男と会ってたって。でも誰なのかは絶対言わないんだ」
(ついにこの日がきました。やばい…)

Marc : 「あんまり問い詰めない方がいいんじゃない ? 君たち仲いいんだし」
(言ってることと心の中が矛盾、冷や汗たらり)

Tailer : 「知ってるんだよ。俺が出張でいない日、あいつもどこかに泊まってたって。ペットホテルの明細書があったんだ。おかしいだろ、出張した日と犬を預けた日が一致してんだよ 」
( 目がこわい・・・ )
うしろのワンコがしょんぼりしてるように見えて可愛い。会話に参加してるみたい。

Marc : 「はは… 女子会とかじゃないの ? よく確認しなよ、一人で留守番って心細いからさ」
本当に Marc はこんな顔していました。笑ってるけど顔面蒼白、きっと頭の中もまっしろ、あせればあせるほど顔が笑顔になるというヤツ。
こういうシチュエーションだと、笑顔も冷や汗に見えてきます。つなげてみます。

Tailer : 「俺は信じてるんだよ。だからあんまり問い詰めると、ホントはこわいんだ…」
この顔、これは状況にピッタリ。もう目がうつろです。
かわいそうになってきた。

Hilda : 「あっはっはー、二人ともマジ顔しすぎ ! 鏡みてよ、すっごい顔してるよ〜」
と、彼女だけはおちゃらけてます。そんなキャラにしとこう。

「俺たち、会うのやめようか…」
と、こっそりささやいたことにします。
実際、Marc がふられるのか、彼らが別れるのが先か、どっちなんだろうと、じーっと待ちながらプレイをしていますが、まだ状況は変わりません。
でも三人を見ていると、やっぱり婚約者の方が強いのかな、という気持ちになってきます。

仕事に戻ります。こちらの方もちょっと停滞しています。
ホテルが四つ星半で、あともう少しなのですが、何が足りないようです。あと何が必要なのかわからず、悩んでます。
うーん、なんだろう。「リゾートエンパイア」のミッションは初めてだったので、プレイする自分も煮詰まりました。

ビュッフェもおしゃれに作ってみました。このホテルはヨーロピアン調です。

今日は街へ買い物にきました。帰りに広場でキーボードを弾いていると、遠くで Tailer と Hilda の姿を見かけました。

しばらくすると、彼らはラブラブになって抱き合っていました。婚約者だからその行動は普通だしね。
もちろん、Marc はピキーと怒ります。キーボードの手が止まり、立ち上がりました。
でも呆然としているだけ。特にアクションはありません。
きっと、ものすごい葛藤が心の中で起こっています

Hilda が話したそうに何度か近づいてきましたが、拒否させました。
今日の雰囲気、いい流れだからこのまま Marc があきらめる展開で行こうか。よし。

するとタイミングよく、Hilda の吹き出しに「真実の愛」が出てきました。
・・・それって、どっちの ? (笑)

どっちの愛なんだろう。わかりません。でも、普通は婚約者の方だよね。
ちょうど彼女が Tailer を見て、彼の吹き出しも彼女の顔が出ていたので、決めました。
彼女が選んだのはきっと婚約者です。それが正しい。
彼女が自由でいられるのは、Tailer の心が広いからです。
きっと、Tailer の仕事が忙しくて不在が多いので、彼女が寂しくなったときに Marc と遊んでかまってもらっている、
くらいの包容力で、彼女を見ているのでしょう。

あきらめよう。
(うん、そうしよう。すごい顔)

ホテルが忙しくなりました。拡張してビュッフェを増やしたり、あれこれとサービスを追加しています。
お客がいない時間帯に、スタッフのみんなを誘ってビュッフェで食事をとる、というのが妙に楽しくて、毎日ここで食事をしました。

スポーツアイテムや結婚式のアーチなど、要望にあがってくるものはひととおり設置したけど、まだ五つ星にはなりません。あとは何だろう。

ホテル経営でここまで進んだのは初めてだったので、あれこれ悩みました。あとで何が足りなかったのかわかります。基本的なアイテムでしたが、この時は全く気がつかず。
(ホテルにそれがないと、困るでしょう〜っていう物です)

季節は冬、リゾート施設に似合わない雪で、プールには入れませんが、雪が珍しいのか外国のお客さんたちが喜んでホテルで過ごしてくれます。
エジプトからの観光客、クレオパトラのコスプレのお姉さんも雪を楽しんでいます。

そして、珍事件がありました。
ホテルの中には挙式用のエリアがあり、ウェディングアーチを設置しています。ここでシム達が自主的にやってきて、結婚式をすることがあります。
ランダムに進むので、どのシムが誰と結婚するのかも楽しみのひとつです。
今日、ホテルでの挙式第一号のお客さんがやってきました。
が・・・ ちょっと待って、なんかヘン・・・
おまえら、ザ・タッチか ?

最初は双子の兄弟が遊びにきたのかと思いました。
でも、違うんです。アーチの下で誓い合ってます。
ということは、
げげっ・・・

これってさあ、やらせじゃないよね ?
私はなにもさわってないし、こんなキャラ作っていません。突然自発的に現れたシムたちです。偶然にしてはおもしろすぎる。
ただでさえこのリーゼント頭が二人で並んでるだけでも笑えるのに、まさかうちのホテルで挙式第一号がこんな新郎新婦になろうとは。
どういうこと ??
(ゲームのおふざけ仕様かもしれないけど、そんなことある ? なぞです)

内心はイラっときたけど、大事なお客様なので、 オーナーの Marc が丁重にごあいさつ。
ご結婚おめでとうございます。当ホテルのご利用、誠にありがとうございます・・・
(言いたくないなあーーブスッ )
このおかしなカップルは、あとでもう一回笑わせにきてくれます。

次から次に外国のお客さんがやってきます。だんだんお顔のリメイクが間に合わなくなってきました。

暑い国からようこそいらっしゃいました。存在感あるな。

そして、見て見て ! ついにニッボンのお客様もきてくれたよ。
名前、おハルさんにしよう。日系シムができました。昭和初期か大正生まれ ?

もう楽しい〜。
まだとっておきの衣装があります。さあ、お次は

じゃじゃん ! ロシアかどこかの「皇帝」?「司教」?
よくわかんないこの民族衣装、豪華すぎる宿泊客です。

アフリカンの奥さんもきたよ (笑) いいねー

Marc のホテルは大繁盛です。彼も制服をきて、働くようにしました。
つづきます >> 第9話 五つ星、そしてもうひとつ