
ミックはパンケーキが好きなので、喜んでいます。今朝のパンケーキは炎の果実入りだからスペシャルだね。ちょっとねこがかじったかもしれないけど。

これから旅行に行くため、一時的にミックを世帯にいれてコントロールします。
彼の生涯の夢は、ケイトリンと同じでした。ここが大きなポイント。

もうファーストキスの願望が。待ち焦がれていたのかな。
ミックは外見やイメージがひょろひょろの、どちらかというとさえないキャラですが、彼もキスの達人でおもしろくて性格がよく、実はケイトリンとかなり相性が良かったりします。
見た目ではわかんないねえ。

ミックもカクテル作りの練習しなきゃ。ちょっとリッキーにに指導してもらおうよ。
「チッ、面倒くせえなあ、俺のレクチャーは高いぜ」

「あー全然だめ ! 作った奴はちゃんと自分で飲めよ」

ミックもまずそうなカクテル、飲むのいやだよね

しばらく修行です。

出発の日。準備ができました。さあ、シャン・レ・シム ( Champs Les Sims ) へ向かいます。
なんとなくひらめいたこの展開。ある時期から二人を近づけて様子をみたいと思ってたのですが、せっかくならブリッジポートから離れてみようと考えました。ネクター作りが似合いそうだし。

ケイトリンがすごくうれしそう。

フランスにきました。都会のブリッジポートとは景色がまるで違います。

せっかくだから、現地の服装で。よく似合ってます。

すぐにネクタリーに直行して、フルーツを採ってネクター作りに夢中。

ここはイメージを膨らませて、りんごの蒸留酒やコニャックや、いろいろとお酒の勉強をしていることに。
ケイトリンは楽しそうだけど、ミックは下を向いて、なにやら思いつめた様子です。

グラスを片手に、すごく真剣な顔。この表情が良かったので、こうしました。
ミックは何度もポケットに手をいれて、小さなケースを確認しています。実は一年前からダイヤの指輪をいつもポケットに入れていました。
何度も触っていたので、ケースはもう擦り切れています。

でもずっと彼女とはずっと友人のまま。今度の旅行も言葉巧みに誘ってようやく二人になれたけど、渡すチャンスはないかもしれません。
Keitlin「他の同行者はどうしたの ? 二人だけでずっと行動してるけど、ツアーじゃなかったの ? 」
バレちゃいました (笑) ゴメンナサイ。
ああでも言わないと、彼女が自分から行きたいって言わないだろうから。

直前のふりしたけど、本当は三ヶ月も前からチケットを取っていました。

お店やさんで、いろんなものを買い込みました。買い物は楽しいよね。お詫びにミックがいいものを買ってくれたので、ケイトリンも機嫌を直しました。

ミックは、どこで気持ちを伝えようか考えています。
でも今じゃなくてもいいし、無理はしたくないから、今回はネクター作りを楽しむだだけでもいいかな、また来ればいいさ、
と、自然の流れで行こうと思いました。
彼らの関係はどういう展開にしようか迷っていたので、きっかけを待っています。まだ踏み込めないので、様子見が続きます。

最終日の朝です。
外の景色をのんびり楽しみながら歩いていると、彼女の吹き出しに、ポッと家族志向のアイコンが出てきました。あら、めずらしい。
このタイミング、自分的に、なんか、いい・・・じわじわ、きたぞきたぞ
「こんな自然な環境で子育てできたら、素敵よねぇ〜」
と、なにげなくつぶやいた彼女の一言。

よし、ムードがでる場所に移動しよう。ケイトリンに家庭的なアイコンが出た今がチャンス。
背中を押されたような気持ちになりました。

街のはずれの、タワーが見える場所にきました。
ミックがなぜかクスクス笑っています。おい、いま笑うところじゃないよ。照れ笑い ?

「ズルい誘い方してごめんな。でもこの旅行、楽しかったよ。いい思い出になった」
素直に感謝しています。一緒に来れただけでも十分。

それ以上は・・・なさそうかな。このまま友達モードで終わるかな、どうしよう。
二人が自然にいいムードになるのを期待したけど、フリーウィルでは難しそう。
まだ気持ちが踏み込めないけど、遠くの景色がのどかですごくいいから、これだけでもいいや。
と、プレイの展開をどうするか、ぐずぐず迷っていたら、

あっ、トンネルから機関車が出てきました !
これ、うれしい。ものすごくテンションあがりました。遠くの景色なのに、ゲームの細かい動きで、他のワールドには鉄道が見える景色はないから、シムズで機関車が登場なんて、私は大喜び。

黒い機関車だよ ! 見てみて、ダグラスだよーー !
機関車トーマスが好きで、つい興奮しました。ダグラスはふたごの黒い機関車で 10番です。
(話が脱線しております )
蒸気機関車をみたら、指差してなんて叫びますか ?
1. デゴイチだー
2. トーマスだー
3. やえもんだー
(だいぶ機関車に気をとられてるようです…)

カメラ戻して
ほら、ほら、走ってるのが見えるでしょ。ここからだと、右から出てきて左のトンネルへ向かっています。蒸気もでて、ポッポーと汽笛が鳴っています。
ちょっと、なんかしようよ、今でしょ、ほら、ミック、なんかしろーーーっ
かなりテンションが上がり、機関車が見えてるうちに何かをしたくて、夢中になってコマンドを探したけど、すぐできるのは、これしかない。

もう、いきなりチュッ !
キスの達人の特権で、ムードを作らなくてもコマンドがだせるけど、成功したためしはありません。
怒られるの覚悟で、夢中で。だって、あー機関車がトンネルに入るからああ
無理に決まってるでしょ。私も血迷ってました。

「待って、待って。そんなにあわてないで」
ケイトリンが笑ってます。怒ってはないからね。
このあと機関車がトンネルに消えてしまったので、私の気持ちも平常に戻り、あーあ、やっちゃったーと笑いました。
とりあえずミックは、ごめんなさいして謝ったけど。

でもそれをきっかけに、ケイトリンが急にしおらしくなりました。
「いつもはあんなに言葉上手なのに、こんな時はひと言もいわないの ? 」
つづきます >> 第19話 サプライズがおきます