究極のカクテル | 第13話 リッキーがスランプに陥りました

最近忙しいからあまり会話ができないけど、今日はなんだかいいムード。

あっ、リッキーがなにかささやいてます。耳がくすぐったい

あーやっぱり少し顔つきが変わった ? ミドルエイジになると、落ち着いた雰囲気になっています。

おっとっと、今夜は積極的だね。

フリーウィルで二人の様子をニヤニヤながめてます。

ある日、ミックからデートの誘いがありました。

彼は午後から仕事だからそんな時間ないのに、どうしたんだろう、と不思議に思いながら待ち合わせ場所に行くと、そこはなぜか墓地でした。

もう、なんでこんなところに呼び出すの !

彼はクックッと笑っています。

「墓地って来たことあるかい ? 面白いから探検してごらんよ」

ミックは一言そういうと、そのまま仕事着に着替えてサーっと職場にいってしまいました。

なんなの  ? 

ミックの呼び出しで墓地まで来たのに、彼だけ先に帰ってしまうという不可解な状況。

すると、一人ポツンと残されたケイトリンが、急にどこかへ歩き始めました。スタスタと向かった先には…

霊びょう ?  ここはなに ?  

シムの自由行動で、音楽に誘われて、地下まで降りていきます。

プレイする自分の方がとまどいました。まだブリッジポートは2回目で、知らないことが多かったので、シム達が予測つかない行動をするので、びっくりです。

ええっ、墓地の地下にこんな場所があるなんて。バーを見つけました。もう驚きの連続です。

音楽につられてシムが歩かなかったら、きっとプレイヤーの自分は気がつかなかったと思う。

ちょっと不気味だけど、昼間なので見てみよう。

墓地にバーテンダーがいるなんて、もう驚くばかり。しかもこのシムですよ。たまたまの配置だけど、彼、バンパイアみたいで、この場所にぴったりすぎ。

昼間なのに地下にいるので、昼か夜かわからない不思議さ。

でもなぜか、落ち着きます。本当に不思議な気分でした。

今日の出来事はケイトリンにとっては衝撃でした。あんな場所で、誰かのためにカクテルを作ってる人がいることを。

でもそこはすごく落ち着いた空間。あの不思議な感覚はなんだろう。

墓地の話をリッキーに伝えます。

(飲みながら、 なんか手の動きがおかしいんですけど、この程度のバグは気にしない)

こねこちゃんと遊ぶ時間が少ないけど、今日は一緒にはしゃいでます。彼女のお店は自分がオーナーなので、シフトは自由、今日は他の人がカウンターにいます。

物思いにふけっています。そんな顔されると気になるよ。ほら、ねこちゃんが不思議そうに下からのぞきこんでますよ。この姿かわいいな。

あはは、よしよし、今日はおまえ誕生日だったね〜

ハッピーニャースデー ! 

夜の10時ごろです。ガチャっと玄関のドアが開き、リッキーが突然帰ってきました。あれっ、どうして ? いつもなら夜中まで仕事なのに。

一体どうしたのでしょう。ラウンジのお店は大丈夫 ? 

普通はこんなことないから、バグかとあせりました。不思議なこと続きです。

黙って家に帰ると、ひとりでカクテルを飲みだしました。その雰囲気がなんだか思いつめたような顔で、話しかけられません。

フリーウィルの自然な動きです。

にゃんこは成長したので、ソファに座っています。

「おっ、成長したな。ハッピーバースディに間に合わなくて悪かったな」

ゴロゴロにゃん、ご主人様元気ないにゃー

本当に、リッキーの様子がおかしいように思えました。なんでこんな時間に突然帰ってくるのでしょう。

不信に思ってあれこれ調べたら、なんと、 リッキーは勝手に高級ラウンジの仕事を辞めていました。もうびっくりです。

バーテンダー職は時々仕事のローテーションがかわるので、プログラムのタイミングで外れたのかもしれませんが、次の職場がないのか、バグなのか、自動配置がされず、なんだか突然リストラされたみたいな気分になりました。

急に夜の時間ができて、することがないので、ケイトリンが話していた墓地のバーに一人で行ってみました。 

確かに不思議な場所です。ゴーストもいるけど、なんとも思わない。だってここ、お店だから。

マスターと長いこと会話をしました。

どうしてこの場所でカクテルを作ってるのか、なぜこの場所がいいのか、いろいろ。

・・・いろいろ、考えました。

答え、なんにしよっか (笑) 

 1 . 亡くなってゴーストになった恋人のために自分もここにいる

 2.  オレもゴーストだから

 3.  バンパイアだから

 4.  就職難だから

 5. 引きこもりたいから

 6. ママの言いつけで

 7. おしおきで

 8. ソンナノカンケイネェー

だれか止めて。もうビックリ続きで、プレイヤーの頭がバグってきたかもw

リッキーが突然仕事を辞めたことがどうしても気になったので、ジャックや他のシムは大丈夫なのか、緊急集会を開いてみました。

ジャックのお店は大丈夫でした。でも、時々のぞくと無人になってることがあるので怪しいんだよな。

しばらくして、リッキーが仕事を辞めた理由を教えてくれました。

セレブばかりの高級店で働くのがむなしくなったから、

ということにしよう。彼のキャラ的に、なにか合わないものがあったのでしょう。

あの店が無理なら、残るはここ、ヴァンパイアラウンジはどう ?

しばらく休みをとって考えるよ。

リッキーは煮詰まっていたようです。思い通りのカクテルが作れなくて、どんなお客に飲んで欲しいのかがわからなくなっている、ということで。

つづきます >> 第14話 墓地のバーは、不思議な安心感

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