過去は消せます | 第2話 婚約と死別とつわり

何をしても楽しくない。Deena は悪党から足を洗いました。

彼女のとりえは、運動スキルが高いくらいです。(速足で逃げられるようにトレーニングしてたもんね)

そこで、スポーツ界へ転職してみました。なにかを変えたい。

でも、一度地に落ちてしまうと、普通の生活には戻れません。環境に馴染めず、すぐ挫折してしまいます。

スタジアムの裏でランチデートをしています。(ここでもピクニックできるんだ)

普通のカップルなら楽しいけど、彼女の犯罪キャリアの過去に負い目を感じて、普通のお付き合いがもうできません。これも破局。

彼女の家はプール付きの一戸建て。お金はたくさんあるので建築に力をいれて豪邸を建てられたけど、心はからっぽ。さみしい毎日です。

でも、ある時から彼女の人生が変わり始めました。

好きだったジョフリーがすっかり歳をとってしまい、死期が近いのでもうすぐお別れです、のメッセージが入って来たのです。

この姿をみると、せつない。奥さんとはもう死別しています。

あと少しで死神さんが彼を連れて行ってしまう・・・

と思うと別れが惜しくなり、なぜか急に「彼の遺伝子を残したい」と突然ひらめきました。

シニアと赤ちゃん作れるのか試したい気持ちもあって、このあとベッドイン♡して衝動的にトライしたら、あっさりベイビー成功のメロディが。

(男性シムはさいごまで元気なのネ。彼はロマンティストと家族志向の特質を持っているから、シニアでも成功確率はかなり高い)

二人がベッドの中で寄り添っていた時に… いやな音楽が流れて、お別れの時間になりました。彼の姿が透明に変わります。老衰のゴーストになりました。

ああ、やっぱり連れていかれるのね。

Deena が号泣しています。これから一人でどうすればいいの。

たったいま、フィアンセの約束をしたのに。(そんなギリギリで…)

もう彼女のパネルはむちゃくちゃです。婚約と死別とつわりと、一日でこの展開。

そして残ったのは彼の骨つぼだけになりました。

でも、彼の遺伝子が残せたことが、唯一のなぐさめです。彼女もミドルエイジで若くはないけど、頑張って一人で育てようと決めました。

悪党だったけど実は Deena も「家族志向」の特質を持っていたんです。そう、本当は家族が欲しかったんだよね。

男の子が誕生しました。

赤ちゃんを連れて町を歩いていると、ちょうど成人した Malcolm LandGraab (マルコム・ランドグラーブ) くんと会いました。

この対面は醜いなあ (笑)  だってこの子、キミの弟よなんて、口が裂けても言えません。

ゴーストシムは怖くていつも避けていたけど、今回はゴーストの様子も見たくて、彼が現れるのを待ちました。

彼が亡くなる数時間前に婚約したけど、ゴーストになったら恋人関係のマークに戻っていました。でもプロフィールは ” パートナーなし ” で矛盾な表示。

ゴーストでも ” Try for Baby ” が出来るようです。

いや、そこまではトライする勇気ないけど… (ゴーストベビーができるのかな?)

階段だけはちゃんと足で昇ってるところが不思議。

降りる時もしっかり歩いてます。でも

普段はゆらゆらした動き。足がうっすら消えています。近づく音が怖いのよね。

こんなことも、うふっと、ベッドの中でモソモソしてたら、ベッドがバグを起こしてこのあとはじき飛ばされてしまいました。

バグなのか、出来るけどしちゃだめなのか? まだまだゴーストの行動はなぞです。

クリストファーが、赤ちゃんを抱っこしてくれました。

子供のためには、ゴーストじゃなくて、ちゃんとしたパパを捜そうかと、一瞬だけクリストファーを候補に考えたけど。

もしお願いしたら、彼は気軽に「いいよ、やってあげるよ〜」って引き受けてくれそうな雰囲気だったけど、

やめました。独身で性格がよく、人気者の彼をそんな役に使うのは気の毒で、怒られそう。 

坊やの誕生日がきました。成長したこの子を見てびっくり。

うわ、幼児なのに ジョフリーそっくり! 遺伝子のチカラすごい…

見てるともうめちゃくちゃ可愛くて、これはしっかり育ててあげたい!

と、プレイを続けることに決めました。いままでの過去は忘れて、子育てに専念しよう。 

ようやくストーリーが見えてきます。 (ここまでが長かった)

つづきます  >> 第3話 オーマイゴースト

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