オオカミオンナ | 第16話 ミカの敗北

ちびフェアリー : 「ママー、クマのおじちゃんちに遊びにいきたいー」

妖精ママ : 「まあ、わがままいっちゃだめよ(そうね、今日も行っちゃおうかしら♪)」

「すみません、またおじゃまして。この子たちがどうしてもクマのおじちゃんに会いたいっていうものですから・・・」

「やあいらっしゃい。約束のフェアリーハウスも用意したから、お昼寝もできますよ」

ダディは「ひげじいさん」に「クマおじちゃん」、子供達からいろんなあだ名をつけられてます。

本当はまだ若いんですけど。

「さあ今日は、なにして遊ぼうかなあ」

クマの妖精人形はあんまり可愛くないけど、ダディのその姿、よく似合う〜

キャッキャッ、大ウケしています。クマさんがしゃべってるーー

フェアリー次女 :「ねえ、私のダーリンはどこ ?  姿がみえないんだけど。ほら、あのキバが素敵なオオカミさんよ」

ラマ :「あ、彼ですか、ええと、うわさでは家を出て行ったようですが、ハイ・・・」

フェアリー長女 :「あんたのオトコ、出て行ったんだってね。あんたがブサイクだから愛想つかされたんでしょ、ぷぷっ」

ミカ:「なに寝ぼけたこと言ってんの。彼はちょっと外の世界を見にいってるだけで、すぐ戻るわよ。変なこと言うとぶんなぐるわよっ」

(ミカちゃんのポーズ、幼児とは思えない色っぽさ)

「なによ、やろうっていうの。いいわよ、勝負しましょう」

「後悔しても知らないわよ」

 (ミカちゃん、自信満々)

さあ、第一ラウンドがはじまります。ベビーサークルがリングに変わりました。

ラマ人形が、無理やりレフェリーにさせられてます。(似合うかも)

リングの横ではワイワイと観戦客が集まっています。


さあゴングが鳴りました !

ミカちゃん、勝負 ! メラメラとミカちゃんパワーが集中しています。
さあ、どんな技で攻撃を仕掛けるのでしょうか。

出ました! 「 必殺 ! プリティ・ミカ・エクストリーム・ハウリング !!!! 」

(シム語で必殺技の名前を表示しているのは、ただの雰囲気づくりです。シムリッシュフォントを入れました )

要するにあおーん。張り裂けんばかりの彼女の雄叫び、一撃なるか、と思ったら・・・

ひゅうううぅぅぅーん !   

ひらりとかわされました。そうです、妖精には羽がありました。

ミカちゃん、ショック・・軽くかわされてミカちゃんの必殺技が効きません。

これはピンチ !

「フェアリーをなめんじゃないわよ、あんた達にはできない技がいっぱいあるんだから!」

ふわふわと飛んでいます。その通り、もしかしたら一番強いのは妖精の方かもしれません。

ふわりと一回転。次はフェアリー攻撃です。

「さあ見てらっしゃい !」

「 ラブリー・フェアリー・リンプン・スプラッシュ !!! 」

リンプンとは鱗粉、つまり羽から飛び散る粉のようなアレ。強力な光とともに、リンプンパワーでミカちゃんが吹き飛ばされています

キラキラキラキラキラ★

妖精の必殺技。これは勝負あり。

(通常のゲームプレイにはこんな技ありませんので念のため。創作です)

ぜいぜい・・・ミカちゃん、フラフラです。ギブアップか ?

「ふふっ、はやく負けを認めなさいよ」

「まだまだ〜」

「あーらよっと。飛べるって素敵だわ〜」

 すぐに逃げられます。

「ストン、おっと、足がすべったわ。まだあんよのトレーニングが終わってないから、あとで歩行器借りて練習しなくっちゃ」

ミカ : 「がるるるる・・・・まだ勝負は終わってないわ」

フェアリー: 「あんた、まだやる気 ?」

ミカちゃん、今度はすもうでも始めるのか ?   おしりが可愛い ^^

ガバッ !!  ついに取っ組み合いが始まりました。

なんと凄まじい光景でしょう。オオカミの意地を見せてます。

わーわー どっちもがんばれー

兄弟も興奮して大騒ぎです。熾烈な戦いです。
(なんか可愛いなあ・・・)

しかしあまりにもうるさいので、そろそろカミナリが・・・

(コメント省略)

ウェーン、ミカちゃん大泣き。

「ご、ごめんなさい、ミカちゃん大丈夫 ?」

なんとなく、こういう構図にしてみました。
色白の妖精ママに抱っこされると、ミカちゃんの肌の色がはっきり違うなあ。

ダディはイメージどおりに。いろんな幼児ポーズを重ねて遊んでいます

「ミカって根性あるわ・・・」

この子は、三姉妹の中で一番顔がはっきりして勝気そうなので、長女にしよう。少しずつフェアリーの個性も考えてみます。

お顔がちょっとずつ違うの、わかるでしょうか。普通にしてたら可愛いな。

成長が楽しみです。

妖精クマ子 : 「はあ〜この家、疲れるわねえ、ワタシも新しいホームスティ先探そうかしら」

ラマ男 : 「あの、わたくしフリーですので、よろしかったら今度お茶でもいかがでしょうか」

彼らに恋が芽生えるかどうかは知りません。芽生えても別にストーリーは作りません (笑)

つづきます >> 第17話『 I’m Home ! 』〜ただいま〜(前編)

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