ロマンスの達人 | 第20話 武器倉庫であんなことを〜

つづけて、Gianmario もティーンに成長します。なぜかカラオケ店での誕生会。

さあ、どんなお顔に成長するかな。

じゃん。わあ、こりゃパパそっくり。眉毛だけママ譲りです。

いま成長直後なので、少しお直しの時間ください。

CAS画面を立ち上げて確認します。髪型はこっちにしよう。眉はそのままで。

せっかくなので、もうひとつだけ確認してもいいかな。

画面を閉じる前に、やってみたいことが。

眉と髪型をパパと同じにすると、どんな感じ ?  うわっ、Luigi のクローンだ !!! 顔のパーツはなにもいじってません。

こんなにイメージ変わるのね。

さっきの髪型と眉に戻して、っと。

「立派に成長してくれてうれしいよ」

( Luigi は歳をごまかして若々しいけど、ホントはかなり年齢すすんでます。アラフィフ後半くらい ? ここだけ内緒でね)

「ボク、お父さんを一番尊敬してるよ」

あ、しまった。細いのに腕が不自然なマッチョ。 Luigi の筋肉質が遺伝しています。うーん、どうしよう。

せっかく生まれた2世なので、できるだけそのままの姿にして遺伝も大切に、髪型以外はリメイクせずに服装でごまかします。

兄妹らしくなりました。二人で登校です。

通学中のスクールバス。ヤシの木がいいなあ。

休日。

「おい、お前バイクに乗ってみろ。父さんのを譲ってやるよ」

「 いきなり言われても..父さんほど乗り物好きじゃないからボク困るよ 」

ラッキーパームの一本道。こわごわと乗ってます。シムの世界はバイクなら高校生でも免許いらないから、いいプレゼントもらったね。もっと楽しそうに運転しようよ。

「ここで待ってろって。まさか今度はこれを運転しろといいだすんじゃ…」

命知らずで乗り物好きの父さんなら言い出しそう。

Luigi は次からシャトルに搭乗するので、この戦闘機は終了です。

「どうだ、乗ってみるか?」

 ( やっぱり・・・) 

「ううん、ボクはいいよ。将来は地上で働く仕事にするよ。シャトルの整備士とか、設計技師とか、そんなのがいいな」

うん、イメージピッタリ。

「それより、明日はシャトルの初飛行、絶対無理しないでね」

いいえ、絶対、無茶しそう。するに決まってる。

下から見あげた空の飛行機。車輪が出てホントにもうすぐ着陸するみたい。

「おい、今からキミの好きなところにいくぞ」

えっ、急に、なになに

「うふっ、私の好きなことって、もしかして…」

( Olivia は操縦席で、イイコトするんじゃないかと期待♡ いやん)

「こっちだよ」

「 (あらっ、ハズレ?) 」

「今日は日曜日だけど入れるの?」

「いいから一緒においで」

「 だから制服みたいな格好で、って言ったのね」

今日の Olivia はカーキ色のスーツです。でもこの服装、今までより似合ってるかも。

で・・・

で・・・

で・・・

 私は、公共施設でこんなことができるなんて、初めて知りました。2 年以上ゲームしてるのに、たまたま何かで、二人で見学に入ればこのコマンドがでてくると。 

知らなかったよーーっ!

” WooHoo In Armory With… ” って、 

Armory の英語がわからず調べたら、え、武器倉庫? うわああ〜そんなとこであんなことを〜 

うわああ、なんちゅうバカ夫婦、明日から宇宙飛行士になるっていうのに。

さすがに建物は揺れなかったけど、シム達のお楽しみの場所が、ここまですごいとはびっくり。(と、いいながら、試して見たかったのでした。なるほど)

ふぅ。

建物から出てきた Luigi のしぐさが、場面にピッタリ。スリルあったでしょう。

「あの人が自分の職場であんなことするなんて…」

自分より上を行く夫に完敗です (笑)   やはり彼は、ロマンスの巨匠でした。

「ロマンスの達人 」の夢達成プレイ、も一回最初からやりたいな。至るところにチャンスがありますね。5 つの異なる場所、あっちでもこっちでも、あああ〜 (また新しいストーリー立ち上げようと妄想がはじまる自分。キャラクター候補も次々に思い浮かんで止まらない)

「ま、いいじゃないか。今日は君の誕生日なんだし」

そう、年齢をだまし続けたプレイだけど、さすがに Olivia も若いのが長すぎてズルいので、観念して歳を動かさないと。

でも、

出てきた吹き出しの彼女のアイコン、この顔やっぱり好きだな、ミドルエイジの老け顔にさせたくないな、

年齢ゲージは Max だけど、やっぱりしわが増えるのはイヤ!

最強の秘密兵器を出しました。シムの世界には特別な武器がたくさんあります。

「なにしてるの?」

「こっち見ないで。これ食べて年齢調整してるのよ」

見ちゃダメ。彼女、すっごい顔して「生命の果実」にかぶりついてます。

ひとつかじると、年齢が一日若返ります。今日は 3 個食べて、明日も毎日食べ続けよう。家にはたくさん実がなってるから。

つづきます  >> 第21話 シャトル搭乗よりフェラーリで

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