もう戻れない | 第8話 投資に目覚める

モニカがアグレッシブな雰囲気に変わり始めました。

「ええ、投資するわ。どんどん紹介して」

共同経営に参画します。

モニカにはあまるほどのお金があるんです。そう、彼女はミリオネア。忘れてましたね、ロトで 100万シムオリオンを当てた、強運の女です。

こちらも忘れてたけど、犯罪キャリアはとっくに辞めてます。

最初にここから投資しよう。 § 15,000 をポンと払えるって、気持ちいいねえ。

次々に出資します。音楽キャリアの施設に § 18,000 

ビジネス施設も § 18,000 

科学施設は § 40,000 

ここが一番高いのね。島中を走り回って順番に契約しています。

病院で § 30,000  

って、もう疲れてきた。これだけ支払っても所持金はまだまだ余裕です。感覚がおかしくなってきます。

スポーツ施設で…

スパで… 

疲れた。1日では回りきれません。あとレストランや本屋、食料品店もあるね。

共同経営者になると、今度はその施設を買収できます。

オーナーになれば、施設の名前を変えたり働くシムを解雇することができますが、買収金額はそれなりに資金が必要です。

順番に…   いや、もうヘトヘト。とにかく回ってお金を使って、使い切るまで走りました。

チャーン、チャリーン、すごかったです。こんなに気持ちよくお財布からシムオリオンを巻きちらかして。

シムズのプレイではじめて大富豪を経験しました。あと何を使ったらお金が減るんだろう。感覚が麻痺しています。

科学施設は § 100,000 なんて、すごい金額ですが、

いいわよ、チャリーン  !    余裕で買収。島中の施設を買い占め、オーナーになりました。

もうぐったり。極上のマッサージをお願いね。

サンリットタイズの住人、ダニエルの登場です。彼もどこかで見たことある ? そう、既視感あるでしょ。

このシムです。ロード画面でたまに見かける彼。有名かどうかはわかんないけど。

この宣伝見て、いつもサンリットタイズ欲しいなあ、買おうかなあ、マッサージ台だけにしようかなあと迷っていました。

このワールド買って正解でしたけど。

(余談 : この男、 8番目の予定です)

こんなに豪快にお金を使うって、ゲームとはいえ、すごい体感プレイでした。こわいものなし。

なんというか、支配欲とか征服欲とか、そういうのが満たされるのかも。

モニカの勢いは続きます。

まだお金があまってるので、次は不動産投資をしました。

ある豪邸を購入。ここ、庭に子供の遊び場があって素敵だから。

今住んでいる家の10倍の値段で購入しました。29万シムオリオンだったかな。こんな金額をポンと出せるなんてね。

普通にプレイしてコツコツ仕事しても、10万シムオリオンを貯めるの大変なのに。

チートを使えばお金の調整はできるけど、イベントが起こって大富豪になる過程なら楽しいかも。

買ったはいいけど、新居のインテリアは、いまいち馴染めないかも。サンリットタイズの気分じゃないなあ。

ここは別宅にして、別のことに使おう。シェアハウスとか。

家が広すぎると、ますます坊やが不憫で。かまってあげられない。

動きにくいので、ここで暮らすのはやめました。貸家にしよう。

ルーファスとモニカは、その後どうなったのでしょうか。

モニカは一人になってやけくそ気味だから、そろそろ..

ここだけ見ると、ルーファスは未練を感じてる ? 家を出たこと後悔してる ?  ちょっとせつなそうに彼女を見つめていますが。

うーん、無理そうですね。会うとすぐ言い争いをはじめます。

Monica: 「なによ、せっかく生活費と学費をあげるって言ってるのに、意地はって。受け取りなさいよ」

Rufus : 「そんなお金いらないよ。キミが苦労して手に入れたものじゃないんだし。オレは自分の道で稼ぐよ」

「遠慮せずに受け取ったら ?  モニカはいま急成長して資産がすごいのよ」

ルーファスには、新しい彼女ができたようです。その組み合わせ、お似合いかも。

「金なんて必要ないさ。キミがいて自由があればいいんだよ」

といいながら、見せつけるようにイチャイチャされて。わざとかもしれないけどね。

モニカはフン、としながら「私もミッションに戻るわ」と、恋愛よりどりみどり恋人10人チャレンジを再開することを決意。

意地になってますね。

いろいろ悩んだけど、モニカには子育ては無理、と考えました。

Alice : 「ええ、うちは喜んで預かるけど、ほんとにいいの ?」

育児ギブアップ宣言をして、この子を代わりに育てて欲しいとお願いしました。身勝手ですが、すごい決心です。

ガビンは大喜び。待望の男の子が家に来てくれて。

ガビンパパは、会うといつもサンゴくんを抱っこしたり遊んでくれて、子煩悩なほほえましい行動を見せてくれます。

この家庭は5人くらい子供がいても大丈夫そう。

アリスの方が、ホントにそれでいいのかしらと、心配しています。

それが普通の反応だよね。

サンゴくん、「アリスママがいい〜」と泣いてます。みんなアリスが大好き。

「はっはっ、きみがいいんだってよ。これで我が家に長男ができたな」

「だめよ、しばらく預かるだけなんだから、その気にならないでね」

サンゴくん、アリスママにすごく懐いているので、違和感がありません。

サンゴがこの家の子になって、もう戻れなくなってもいい、とモニカも覚悟しています。望むなら正式に養子縁組しても…

ぜひ、と喜ぶガビン。

息子を手放すのはつらいけど、二人でいても何もしてあげられないので、その方がいい。

モニカには新しい使命があるから。

なにかをふりきったように、家をでました。

一人暮らしに戻りました。

(世帯を調整して、しばらくモニカだけをコントロールするようにします)

つづきます  >> 第9話 6、7、8 はポイ捨て

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次