もう戻れない | 第6話 子供は苦手

おめでとう〜プップー

ロト最高額が大当たりで、花吹雪と喜びのダンス。

こちらもキラキラ、成長しまーす

一番にケーキをゲットしたのは、家族思いで三人の娘の子持ち、ガビンです。ここ、伏線かも。子供が大好きなので、ずっとこの坊やのことも気にかけてます。

成長した息子は、髪の毛がママそっくりのブロンズでした。肌の色もちょうどいいかな。

お顔はパパに似ている気もするけど、見た目の雰囲気が親子には見えない。

Rufus : 「まあ、オレに似なくてよかったかな・・・」

ルーファスは、どこかホッとしたような、他人の子のような気持ちで、なんとも言えない顔です。

しばらくすると髪の色が落ち着いてきました。子供は少しずつ色が変わっていくからね。

(ということにして、少し色を調整しました。あまりにも白かったので。こっちの方が可愛い)

可愛いな。でも、どっち似か、特徴がわかんないね。

この子の名前は「サンゴ」と名付けました。サンリットタイズの美しい珊瑚礁から連想して。

ギャン泣きしています。ママは外出中。パパが留守番だけど、自分のことに夢中で、いま外で遊んでいるのでこんな状態。

長いこと放置していたのがバレたようで、ますます泣いています。

モニカが怒っています。でも彼女も外に遊びに行ってたんだけどね。二人とも育児が苦手のようで、ストレスがたまります。

どうしようもないので、友人のアリス夫婦の家へお願いにきました。

子育ての相談ならこの家におまかせ。

玄関をあけると、ガビンパパが子供達の歩行訓練をしていました。

これ、すごいよね、コントロールできないフリーウィルの状態なのに、シムたちががっつり子供に愛情むけて育児をしています。

ここのおうちは子供が三人、娘ばかりです。

アリスママは、もう育児にベテランのようで、頼りになります。

このファミリーの公式プロフィールには、ガビンの希望は男の子を欲しがっていたそうで、息子に夢を託したいことがいろいろあった様子。ゲーム開始時には三番目の子供がお腹にいて、プレイによって性別はランダムに、今回のストーリーでは女の子が生まれています。

なので、こっちには男の子がひとりいるから、話がつながりそう。

Alice : 「いいわよ、今日もうちで預かるから、あなたたちはリフレッシュしてらっしゃいよ」

Rufus : 「ほんとに助かるよ。毎日どうしたらいいかわからなくて、ここはオアシスだよ」

ルーファスは、アリスにすっかり甘えて、慕っています。母性あふれる女神のような存在。

毎日のようにアリスにメッセージを送って、心のよりどころにしています。

子供嫌いのルーファスは、自分も子供のように甘えられる存在が欲しかったのかもね。(そういう心情を少しずつ盛り込んでいきます)

Rufus : 「アリスって最高のママだよね。あの家庭で育てば子供はラッキーだよね、うらやましいよ」

Monica : 「ほんと、頭があがらないわ。うちの子も、あっちの養子にしちゃう ?」

モニカはジョークで言ったけど、子育てがしんどいルーファスは内心「そうなったらいい」と思ったかも ? 

まだまだ恋人気分でいたいし、もっと自由でいたいし。

夢もあったし。

Rufus :  「オレ、大学に行きたかったんだけどな。いまからでも行けないかな…」

ポロっと本心をもらしました。ルーファスの生涯の夢は、「完璧な学生 (Perfect Student) という、シムズ大学で優秀な成績をとりたい夢がセットされていました。

ゲームの仕様で、NPCのサービスシムには初期設定に本人の夢は決まっておらず、世帯に入ったタイミングで夢が自動的にプロフィールに追加されるみたい ? たぶん。これって毎回変わるのかな ? 

シムズ大学… うーん、プレイがむずかしくなるので、 ここ、悩みます。

Monica :  「そうね、進学もいいけどまずは子育てが終わってからでしょ。お金はあるから、もっと先じゃだめ ?」

なかなかむずかしい。というか、モニカだって夢は「恋愛よりどり」のはずが、途中で方向が変わってしまい、これじゃ恋愛系ストーリーにならず、二人とも中途半端。

といって、彼らがファミリープレイで生活を楽しむ流れも期待できないし。このままいくとケンカばかりになりそうで。

行き詰まっています。

火事をおこしてしまいました。あーあ、すごい炎。

消防士がかけつけます。やっぱ勇敢なシムはかっこいいね。

サンリットタイズの消防士さんです。ありがとう。

サングラスで顔がわかんないけど。モニカは消防士に興味を持ちました。

(余談 : この男、のちに9番目の彼氏になる予定)

ひとりで飲みにきました。バーテンダーのチアムともすっかり仲良くなり、相談相手になっています。

ちょうど火を使うカクテルを作っています。

Rufus : 「消防士みたいに体張って仕事するってかっこいいよな。オレなんてメイドやそうじの仕事しか知らなくて、甲斐性ないし金ないし、子供苦手だし、どうしたらいいか先が見えないよ… 」

Thiam : 「やりがいを見つけるって大事だな。なにか仕事探したらどうだい」

ルーファスは考えます。仕事を探そう。まずは外にでて、自分にできる仕事をやってみたい。

(主人公はオリジナルキャラのモニカですが、だんだんこのシムにもなにか達成感のあるストーリーにしてあげたいと、情がわいてきました)

といっても、なにが向いてるだろう。

警察官、消防士、軍人、スポーツ選手、、、キャリア達成は時間がかかるし。

ダイバーも似合いそうだけど、ここはパラダイス島じゃないから、ダイバーは無理かな。

アウトドア好きだから、海の仕事は似合うかもね。

いい仕事がありました。ライフセーバーです。

似合うじゃない。体張って、救助する仕事だよ。

ところが・・・

ひま・・・

サンリットタイズでは、この仕事、無理なのかな。海が浅いせいか、プログラムが反応してくれませんでした。

仕事が機能しない。ごめん。

 (バグなのか、海の深さが原因なのか、時間になるとスッとクリアされて働けませんでした)

誰もいない海に、ひとりでぼうっとたたずんでいます。これはむなしいかも。

ルーファスは、低迷します。

つづきます  >> 第7話 もう君がいやなんだよ

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