アレクサのDNA | 第5話 適応能力があればいい

スクールバスが走っています。どこのワールドも送迎は同じです。

絵のレベルがあがりました。集中しています。

1、2、3、4・・・なんか子供の数が多いんですけど。

たまに誰かが学校の友達を一緒に連れてくるので、今日は椅子が足りない様子。毎日にぎやかです。

「悪い」特質の行動はほとんど見られません。みんないい子です。

今日はみんなで、遠出しよう。

魚釣りを楽しみます。きのこ軍団が、ど迫力..

夕方の景色も不思議な光景。ゲームですから。架空の世界です。

しかしきのこの集まりをみると、私の脳内にあの曲が流れてしょうがないのですが… 知ってる人いるでしょうか。

昔のNHKでやってました。あれです。この景色によく似た…

♪ えいごリア〜ン  (あの教育アニメもちょっと不気味でした…)

子供達が難しい話をしています。

きのこを見て「なぜあんな巨大な植物になったんだろう」という話題から、次々に意見がでてきました。

「不時着した宇宙船から、いまだに有害物質がでてるから」

「エイリアンが持ってきた化学兵器が環境汚染をまねいたから」

みんな優秀です。アレクサはバイオ研究者なので、子供達の意見にうなずいています。

この吹き出し (放射性物質の危険なマークですよね? ) がよく出てきたので、こんな話を想像して。

今日の絵は、子供達の頭の中のイメージが表現できたようです。

上手になったね。

次は感情を育てる時間です。クリスタルフラワーに愛をこめて話しかけると、花が反応してくれます。

子供達は、愛とはなにか、学んだようです。やさしく愛情を持って育てると、ちゃんと答えが返ってきます。

怒りの色、悲しみの色、花が感情の違いを教えてくれました。

ピンク色の愛のクリスタルフラワーで作ったチップを作って、所持品に持たせることにしました。直接子供達に埋め込まず、必要になった時に、誰かがセットしてくれればよいでしょう。十分いい子に完成しました。

(忘れてましたが、子供達はヒューマノイドの設定です)

いろいろな個性をだせるチップ作れるので、ここからさらにアレクサが改造して、愛情や思いやり、という特別なチップを作りました。

絵もすばらしいものが描けるようになりました。特に真ん中の子、上手じゃない。それはフェニックスかな。

子供達の情緒は完成されて、学習は終了し、どこに行っても安心できる良い子のシムになりました。

もう養子縁組の話がきているので、順番に新しい生活にうつります。

ABC から始まる名前に変えたので、 この子は長男の Alliy (アリー) です。最初に泉から出てきた子。

二番目は Billy (ビリー)です。 外見も整えて、変わりました。

最初からついている3つの特質です。「悪い」特質はもう不要なのでアレクサが外してくれます。

三番目は Charly (チャーリー) です。

この子は「野心家」の特質があるので、良い特質は残しておこう。

四番目は Delly (デリー) ちゃん。お顔をリメイクすると、可愛い。

不機嫌な特質もありますが、プイッとするのも可愛いから、そのままで。

末っ子は Elly (エリー) です。

冒険家の特質が入っていました。

まあでも、どんな特質があっても個性があっていいじゃない、と思えるようになりました。邪悪な心があってもいいんだよ。

なんでも良い子にしなくていいのかもね。 (なんか自分が一番悟ってるぞ…)

「適応する能力」があれば良いのでは、と、ルナーレイクスに住んでいて、感じました。(一番学習したの、プレイヤーの自分じゃん)

アレクサがオンラインで会話中。新しい家庭の確認をしてるのかも。

いろんなワールドで、子供達がくるのを待っています。

「先生ー、絵本読んでー」

みんなアレクサに甘えています。もうすぐこの家ともお別れ。

順番待ちしてる。可愛い。

ベッドタイムでスキルアップしてるし。

今日もごちそうがずらり。いつもにぎやかな食卓でした。

フルーツのお皿が人気です。

おいしかったね〜

5人の子供たちは、新しい生活のため、このあとあちこちに引っ越しました。

作品の数々。美術館に飾ってあげよう。

次から新しいテーマとキャラクターに変わります。

つづきます 第6話 水晶の谷に小悪魔エイリアン

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