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二階の部屋。子供ベッドをそのまま置いてます。

あれ、どうしたの。ヘアスタイル変えて、イメージチェンジしました。
エイリアンの研究が進んでいるのか、個性がてでいます。

ゼオンが遊びにきました。
「エリーはもう宇宙船に乗せても大丈夫じゃないか? 」
故郷に連れて行きたいようです。でも行ったら戻ってこれるのでしょうか。
それに、他の星ではエリーの体質にあうのでしょうか。

迷います。行ってみたいけど、二度と帰ってこなくなるような気がして。

研究室に相談してみよう。

サンセットバレーの科学施設は、高台にあって眺めがいいし、大きな惑星のオブジェもあって、ここに来るとワクワクします。

エリーの研究プロジェクトのメンバー、スーザンです。このシム、見た目が若々しいけど年齢不詳で、成人した子供がいるミドルエイジのおかあさん。美容系の研究開発とかしてるかも ?
彼女もエイリアンのハイブリット生体研究に協力的で、エリーを応援しています。

研究者たちがみんな彼女に注目しています。見た目はエイリアンなのに、肌がうまくブレンドされて、いい実験台になっています。
赤ちゃんの頃、一日中紫外線を浴びてたからね。
ゼオンは、もうひとり普通のヒューマンシムを選んで、男女のペアで連れて行きたいようです。つまり彼女たちの二世を誕生させて、どんなハイブリッドになるのか研究したい考え。
遺伝子組み換えを続け、エイリアンたちの新しい肌と瞳と毛髪を手にいれるのが目的です。

いろんな意見に迷ってます。
(とうとう話が、宇宙的な非現実のストーリーに変わってしまいましたよ…)

大人たちのエゴばっかりだけどね。エリーの都合よりも周りの好奇心に振り回されています。
脳をリフレッシュしようね。

今日は、大家族のバンチ家におじゃましました。お父さんは軍事キャリアで、子供たちはエリーと仲良し。
特に次男坊のアーロとは、小学校時代から気が合う友達なので、

ん、もしかして、こっちのカップルの方が似合うかも ?

それぞれ父親たちが、二人のことをながめています。

「ねえお父さん、ボクも宇宙飛行士になって、エリーの星にいってみたいなあ」

いろいろといい条件がそろってます。よく考えたらアーロのお母さんも科学者で、科学施設の所長さんみたいな雰囲気だから、エイリアンの研究にも肯定派。
アーロは次男坊だし、家を出てエイリアンの実験に関わっても別に反対しないし。

エリーとアーロにはちょっとした共通点があって。
二人とも「顔のパーツに特徴がある」んです。特にお鼻がね。
いままで、アーロはお顔がフランケンみたいで (ごめん)、サンセットバレーでプレイする時はいつも無視されるか脇役か、イジられ役の三枚目キャラだったけど、
今回はこんな話の流れになったので、アーロに注目してもいいかなと、キャスティングが変わりました。

鼻が… 笑
いいよ、個性が強い方がキャラクターは勝つ。アーロも自身たっぷりの顔になっています。

アーロが学校の様子を話しています。
学校でも、エイリアンの肯定派と否定派があって、意見がわかれてるとか。
エリーは大丈夫だけど、エイリアンがしょっちゅう町に現れて誘拐されるのが問題になっています。
ゴローさんも、被害者だもんね。

複雑な気持ち。もう娘の今後のことは、周りの意見にしたがってまかせようか。

研究員のスーザンが遊びに来ました。
誘惑的に見つめられてます。そんな顔だと、ゴローさんの心が揺れますよ。このあと誘われそうになりましたが、

「だめーっ」
横からエリーにビビビで修正されました。スーザンの頭がくらくら、これ面白いかも。

いつでもビビビ攻撃。マインドコントロールしています。
彼女ひとりならいいけど、こんな特殊なことするエイリアンが増えたら、いやだよね。

友達はたくさんできたけど、みんなとは違う外見と特質だから。

あら、また意識されました。ハートが飛んでいます。この男の子はだれだっけ。

スポーツ選手マルティー・キートンの息子くん。サンセットバレーのプレイ開始時にはママのお腹にいる設定の、最年少の男の子。
エリーより年下であまり交流はなかったけど、この子とも気が合いそう。

しかも今回、不思議な服装になってますけど。その組み合わせに光があたって、後光がさすような宗教的な雰囲気にみえます。
ちょっと異次元っぽいな。
つづきます >> 第9話 マインドコントロール