エイリアンの話をしよう | 第4話 偏見は気にしない

サンセットバレーの小学校です。新しいお友達がまた増えました。

学校が終わると、ティーンたちも次々に登場です。

(でも年齢調整しないと時間の流れがおかしくなるので、今回だけ、ホリーたちおなじみの高校生シムは、こっそり裏方で調整して成長します。)

今回の主役は子供たちです。

エリーがにっこり。外見はこんな風だけど、仲良くしてくれるかな。

今日はモティマーくんの家で遊んでいます。学校から帰ったら二人ともすぐに宿題をはじめて、えらい。でもエリーは一瞬で終わりました。

エリーの頭脳は、他の子よりも特殊のようです。

お互いのパパの話をしています。

ちょうどタイミングよく、うしろからモティマーの父親が入ってきました。

「おい、へんなこと言うんじゃないぞ」

「きみって、どうやって生まれたの ?  ボクのパパとママが話してたけど…」

「こら、余計なこと言うんじゃないのよ」

うしろから、モティマーの母親からも注意されています。

大人たちのひそひそ話を聞いていたモティマーが、エイリアン娘の出生について興味を持ち、聞きたがっています。子供は知りたいよねー

生まれた経緯はね…   秘密ではないんだけど、

ゴローさんは、あまり思い出したくないんですよ、あの体験は。

うわさは気にせず、家の暮らしを充実させています。ゴローさんのスキルアップのため、壊れた家電を次々に修理しています。

エリーも実験を楽しんでいます。もう小学校の授業や宿題は物足りないから、ハイレベルな学習をはじめています。

サンセットバレーで有名な人気者のベラちゃんと、お友達になりました。かわいいな。鬼ごっこをして遊んでます。

この子 (キャスリンだっけ ?) とも仲良くなって一緒にチェスを楽しんだけど、なぜかこの子だけは、その後いつのまにか町から消えてしまいました。

(ちょっとショック、子供が増えすぎてゲーム側で調整されてしまいました。学校の寮生活でしばらく不在ということにして、後ろ姿だけ)

水難事故のパパと息子ちゃん。子供が先に復活したようです。ママががんばってシム界の特別な手続きをして、普通に戻してくれたということにして。よかったね。

エリーの一番の仲良しはこの子たちです。

右はアーロくん。このお顔を覚えててください。子供時代はまあまあ可愛いけど、大きくなると、ちょっと個性が強すぎるお顔に。

左はチャイナ風の女の子。警察官のハンクの娘です。

二人で宇宙の話をしているようです。

「いいなあ、違う星に故郷があるなんて、かぐや姫みたい」

「月よりもっと遠い星に私の先祖がいるって、パパが言ってたの」

「えーもっとすごーい、私も行ってみたーい」

みたいに、可愛いおしゃべりで。

「パパ、お友達と一緒に、いつか宇宙に連れてってね !」

と、無邪気に約束していることに。

ゴローさんはまだトレーニング中だから、シャトルはまだ先でね。

エイリアンの容姿を珍しく見る大人もいるけど、シムの世界はいろんな種類のシムが存在するから、自分らしく過ごせばいいんだよ。

今夜は植物シムの物語を読んでいます。植物シムもグリーンの肌色だね。

むにゃむにゃ、大きくなったらわたしも宇宙にいくんだー

親子で同じ夢を見ています。

この間のゴースト、水難事故のエリックです。ようやくヒューマンに戻ることができたようです。右が婚約者の彼女。いまは息子が大きくなって、普通の家族です。

成長した息子は、いつも救命具をつけています。ママが外さないでっていうから、学校にいるときもこの格好。

(ここだけのストーリーで親子が登場しています。通常はお墓にいるゴーストで子供はいません。サンセットバレーの歴史やキャラクターは、ゲームを知らないと説明できないけど、いろいろとプロフィールが深いシムたちをアレンジしています)

「ボクだけ浮き輪つけてるの、なんか恥ずかしいなー」

いいのいいの、わかりやすくて安全だよ。

右側の女の子は、ウォルフ家の娘です。どっちに似てるかな。

なんとなく、子供達にも遠回しにつっこみどころのあるキャラクターに仕上がりました。特に深い意味はないけど、個性がでるように特徴をつけています。

子供達には自動生成された名前があるけど、覚えきれないので省略。

こちらもオリジナルで、新しいシムが登場です。なんとなく作ってみました。

名前はよしこ先生。エリーの担任教師です。

よしこ先生は独身で若いので、ゴローさんがドキドキしています。

将来、よしこ先生がエリーのママになってくれたらいいな、という期待も込めて、登場させました。

よしこ先生は宇宙が好きで、エキセントリックなシムなので、変わったところもあるけど、エイリアンの親子に友好的で、すぐに仲良くなりました。

よしこ先生は、エリーと話をすると、この子が並外れた頭脳だということがわかりました。

「先生、ビックバンって知ってる ? 学校の宿題は簡単すぎてすぐ終わっちゃうから、いま天文学とか宇宙理論のお勉強してるんだー」

「あの子はもっと好きな勉強をさせた方がいいわ。ヒューマンの知能とは違うみたいよ」

教育熱心なよしこ先生が担任なら、この先も安心です。

ゴローさん、すっかり先生が好きになりました。

友達とも楽しく遊ぶ毎日で、ホームパーティを開いたり。

普通に楽しい様子はひとまとめにして思い出だけ。

うっかりしてたら、マルコムが成長してしまいました。

ちょっとコントロール忘れて、この体格差。ああしまった、マルコムは今回メンバーから外そう。

子供時代が可愛いのよね。他にもお友達がたくさんいるので、もうしばらくエイリアンの娘が中心の子供時代を続けます。

なぜかちょうど、マルコムのお父さん、お医者様のジョフリーが遊びに来ました。面識がないのに、ピンポーンと突然訪問です。

「いつか遊びに来てくれた時に、妻が失礼な態度をとったようですみませんね」

ということにしとこう。ジョフリーは常識的なシムでイケおじなので、ちょっと出番を増やします。

このお父さん、いいよね。

Ellie:「どうして傷はなおるの ?  免疫ってなに ? わたしの肌は生まれたあと変異したって、なぜ ?  わたしの瞳がまっくろでみんなと違うのはどうして ? 色素がちがうから?」

と、質問ぜめに。エイリアンの子供にびっくりしながらも、ひとつずつ丁寧に答えてくれるジョフリーを想像。

体のメンテナンス以外に心のケアもしてくれるようなイメージのお医者様なので、エリーが普通の子と違う異星人でも、素直で健全に育つようにと、時々気にかけてくれることにします。

この日、エリーはべったり甘えて、読み聞かせをしてもらいました。よかったね。

つづきます >> 第5話  恋愛経験ないからワカラン 

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