エイリアンの話をしよう | 第2話 未婚のパパ

だあだあ、って、一生懸命しゃべってるんですけど、声が聞こえないのが、切ない。

(成長するまでは無理のようです )

でも少しずつ愛情が湧いてきました。エイリアンとはいえ、自分の家族で血が繋がってるから、親子関係になっています。

ゴローさん、未婚のパパ。

シム界まで配達してくれる便利なデリバリーで、ベビー用品を揃えました。

アパルーサ平原には、ケンジという日系のシムがいます。唯一のお友達。ニッポン語が話せてホッとするね。

ケンジくんは科学者なので、エイリアンベビーに興味津々。

トラクターが欲しかったんです。やっと購入できました。

トラクターのうしろに、幼児がのせられるって、はじめて気がつきました。危なっかしいけど、かわいい。

トラクターがガタゴト揺れて、ざあーっと肥料をまいて、農園らしくなりました。

独身なら、出会いを期待して恋人を見つけて、楽しい恋愛ができたのに。
子持ちだと、仕事以外のプライベートがなにもできません。

でもちょっとずつ、責任感が出てきました。

農場が落ち着くまで、もう少しこのままで。

酪農もはじめたり。

しぼりたての牛乳が新鮮。

まずはいまの生活を楽しもう。

収穫した果実で手作りジャム、スコーンにのせて。

赤ちゃんにもミルクをどうぞ。ゴローさんは疲れて寝てしまいました。
足で顔面をけとばされそうな距離感。

自営の農業がマスタークラスになりました。

でももう、農園暮らしはテーマから外れてしまったので、次のことを考えよう。

収穫量が増えて、急にお金が増えたので、大きな家も建てられるようになったけど、、、

なんか目的がなくて生活を楽しめず、中途半端な暮らしです。

楽しくないんですよ。どこか無理した気分です。
特殊な出生で親子という家族愛もわかず、戸惑う気持ちがずっと続いています。

ゴローさんもまだ若いのになあ。

アパルーサ平原のきれいな山の景色。

ここに大農場を作るのが夢だったけど、ある程度形ができたので、ここは誰かに譲ろうと決めました。

この町もいいところがたくさんあるけど、全然楽しめず。

役所に相談に行きました。

知り合った町の人たちにも相談して。

エイリアンの娘を受け入れて、子供目線で楽しい生活をしたらどうかな。転職して、新しい仕事やってみる ?

夜の収穫、不思議な光景。

農園は充実してたけどね。もういいや。

最後にアパルーサ平原の名所を見に行こう。すごいね、ダイナソーがいるよ。ここで化石が発掘されたんだって。

引っ越します。あの町へ行こう。

娘と同じ年頃の友達がいっぱいできそうだから。

原点に戻って、サンセットバレーへ。あの町が一番落ち着きます。

ある考えが浮かんだので、新しい暮らしも楽しくできそうです。

つづきます  >> 第3話 現実を受け入れる 

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