
今日はリッキーが大喜びしています。車がどうしても欲しくて、ついに念願の新車を購入しました。

もううれしくてうれしくて、車の名前は
「 Casa Blanca ( カサブランカ) 」
とつけました。
車に名前ってつけられるの ? はい、 リッキーはそれができるんです。乗り物愛好家の特権で、マニアのシムは、名付けできます。(マニアじゃないと、そこまでしないよね…)

さっそくドライブへ。白い高級車にカサブランカって名前、カッコつけすぎたなあと思ったけど、すぐひらめいたんです。 リッキーの愛車だから。

「よかったね」
ケイトリンも一緒に喜んでくれました。にゃんこもリッキーを見ています。

するとここで、ポッと真実のマークができました。どきん、このアイコンがでると、きゅーんとなって、テンションが上がってしまう。

なんかいいムードになってきたぞ。このまま勢いで、将来の約束をしようか。
にゃんこも「さあどうするのかニャー」って注目してる。

そして ! おお、
偶然すぎるこのマーク、 リッキーの吹き出しに結婚のアイコンが。偶然ポッとでたけど、これはもう、プロポーズするしかない、と気持ちが盛り上がりました。さあ、さあ !!!

と、思ったらです。 「ねこちゃん、よろしくね〜」
ケイトリンが、さっと着替えて駆け足で去ってしまいました。仕事の時間だったんです。
残念でした。このタイミングも笑えたなあ。もうシム達の展開に、私の気持ちがついていけない。
どんでん返しが多くて、いつも以上にゲームが楽しい。
特に今回は、絶妙なタイミングでシム達が動くので、彼らの感情が乗り移ったような感覚です。

取り残されたリッキーが、ねこを抱えて呆然としています。
ねこもため息ついて「残念だったニャー」って同情してるみたい。

ねこが座席に座ってる。

リッキーもお店の時間が近いので、家まで戻らず途中でねこだけ降ろして、自分で帰らせてみます。

レインボーブリッジ近くの地下鉄の入口前。改札機まで見えますね。
ここから家まではねこでも走れる距離だから、 さあ、自力で帰ってごらん。

フリーウィルで様子を見てると、ここでしばらく遊んでいました。ベンチの下に潜ったり、居眠りしたり。

うわ、かわいい。 たまにはねこの観察もいいな。

ひと眠りしたので、家に帰ろう。帰るコマンドを送ったらあとはカメラで追いかけて。
ここを横断するのこわいな。

ぴょんぴょん走りながら、ちゃんと家に向かっていました。大丈夫だね。

リッキーにカメラを向けてみます。
いま仕事中だけど、今日の出来事を振り返りたくて、テラスにでてみました。

高層階のバルコニーからセレブエリアを見渡しています。上の方にケイトリンのお店があって、彼女もそこで夜遅くまで仕事です。
これ、なんとも言えない気持ちになりました。
もし結婚しても、二人とも同じ仕事をしていたら、結局すれ違いになるんじゃないかって…

本当にそう思いました。今は一緒に暮らして、同じ目的に向かって楽しいけど、家庭をもつのは難しいんじゃないかって。
ああ、そういえばこの看板。最初にファーストキスをした場所でしたね。

いまそこにいるのはひとり。なんだか気持ちがザワザワしてきました。

この先どうする ?

ちょっと笑える画面に切り替えよう。
自宅のトイレで、なにか違和感が。ん、と思ったらそこにノームがいました。うわー変態 !
気づくのが遅くて、もう彼女が座ってジャーっとしていたので間に合わず。ゲームとはいえ不快・・・

この変態エロ人形、なんとかしてください。いつもびっくりするところに現れてこの顔でニヤニヤするからきもちわるいー

ご主人様にニャンてことを ! こらしめてやるニャー !!
いいぞーやれやれーー

話を戻して、
ミックからデートの誘いがありました。会ってみようかな。

普通に会って、しゃべったり踊ったりしただけで、まだこの時は意識はしていませんでした。

「ねえミック、いつも何食べてるの ? ちょっと体がスリムすぎない ? 」
「あっ、それ気にしてるんだ。俺、ベジタリアンだからさ…」

「でも君が気になるんだったら、努力するよ。待ってて」
ケイトリンは、ミックと友達以上になるとはまだ思っていないけど、彼はいつも影で支えるような役目を続けて見守っていたので、少しずつじわじわと、近づいてきてるような気配です。

ブォーン、と白い車が街中を飛ばしています。リッキーのカサブランカ号、かっこいいな。

港の先の方まで来てみました。ひとりになりたかったので。
そんな気分だったんです。
リッキーの将来をどうしようか、ずっと考えていました。彼のキャラには、結婚や家庭のイメージが描けなくて、彼はこの先もただバーテンダーとして気楽に生きる方が似合うんじゃないかと思ってきました。

彼の肩書きは「カクテル作りの名人」だけでいいかも。そのままにしておきたい、という気持ちになっています。
つづきます >> 第17話 野菜男が急接近