やっぱり「3」が好き | 第17話 ほろ苦いスイーツ

海辺のカフェテリアです。新しいスタッフが入りました。

トニーが忙しくなったので、こっちのお店はよろしくね。

カフェのユニフォームが似合っています。三つ編みが可愛いね。

こちらのカフェテリアも、シムたちがよく集まります。

みんな大好きチョコレートファウンテン

にぎやかなんだけど、スペースが狭くて。

トニーが考えている新しいカフェはこんなイメージ。ローリングハイツで作れたらいいんだけどね。夢のひとつで。

(これ全部シムズで使えるカスタムコンテンツ。クリエイター様すばらしい。細かすぎてまだ使いこなせない)

ローリングハイツのビーチに移動します。何もない砂浜をアレンジして、遊び場を作りました。

泳いだり遊んだり、バーやホットバスもあります。

アビーの水着姿です。ブロンズの髪とスカイブルーがよく似合っててまぶしい。

ラブラブなひととき。

でももう、これが最後になるかも… 

トロピカルなバーで休憩。

飲みすぎないでね。

社長がやってきました。仕事の話をしています。

アビーがスーパーモデルに成長するため、強力な後押しと資金が必要で、社長は一番のスポンサーだということ。それ以上に、特別な関係もあるらしいこと。

トニーはまだ知りません。

「はい、すぐ行きます」

呼び出されました。

用件はなんとなくわかる。あのことでしょ。

「シムリアホテルのスイーツと出店を、トニーくんに任せることにした。新しいカフェテリアの責任者も彼にやってもらう。今日話してきたよ」

「私が言ってる意味がわかるかい ? 」

「ええ、理解しました」

「君はパリへ行き、新ブランドのアンバサダーでしばらく仕事をしておいで。撮影が済んだら君の知名度はあがるだろう」

「来週は私もパリに行くよ」

アビーはうなずくだけ。

大人の世界の会話です…

選択するのは彼女。

「もう会いたくないって、どうして ?  はっきり言わないとわかんないよ ! 」

トニーが怒っています。フェードアウトが始まっています。

「君はちっとも本心を出さないじゃないか。僕はいつもオープンなのに。僕は仕事のじゃまなのかい ?」

いろいろ問い詰めますが、もう無理のようです。

遠くから社長が様子を見ています。ちょっとこわいかも。見張られてるみたい。

アビーが少し自虐的なのは、そのせいか ? 逃げられない関係なのかもね。

また衝動的に海に飛び込まれたら大変だから、穏便に話し合おう。

何を言っても下を向いて、シャットアウトされています。

トニー、あきらめたほうがいいかも。お互いのために。

最初から恋人の約束はしてなかったし。残念だけど。もうトニーの知ってる彼女はいない。忘れよう。

つづきます  第18話 TT

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