やっぱり「3」が好き | 第16話 トニーのカフェテリア

カフェで働くトニーくん。今日も忙しそうです。

ケータリングの注文 ?

忙しいな〜、ロケ弁の配達もあるし、あちこち行かなくちゃ。

ローリングハイツの海岸道路、大きなヤシの木が見えて快適です。

噴水広場でまたイベント ?

わいわい、にぎやか。次はここで撮影しようか。

海が近いトニーのカフェテリアです。桟橋のレストランと2店舗を掛け持ちで運営中。

今夜の貸切予約でチョコレートファンテンのリクエスト、特別に準備中。

フルーツチョコ、味見してみる ?

あー、そんな豪快に食べちゃって。

フルーツの補充しないと。

ローリングハイツの果樹園です。緑が気持ちいい。

アビーが会いにきました。今夜、うちにくる ?

僕たち、恋人同士なのかな…    

時々、このままでいいのか不安になります。彼女は何も言わないし。アビーの本当の姿がわかりません。

でも、一緒にいたい。こうして静かに過ごすだけでいいよね。

アビーがなにか隠してるのはうすうす感じていたけど… 

いま幸せなら、僕はかまわないよ。

僕の予感が当たりませんように。この時間がいつか終わるかもしれないけど、いま二人きりになれるなら、これでいい。

 たぶん、終わるのは早いとおもう…

権力者のカリスマ CEO は、自分が育てたアビーを手放さないでしょう。

背景のエメラルドグリーンの建物、素敵です。

自分だけの世界で、あそこは超高級ホテル「ラグジュアリー・シムリア」(勝手に命名) ということに。

「僕のカフェで作ったチェリーパイが、シムリアホテルの期間限定スイーツになったんだよ」

とか、嬉しそうに説明してることに。

そのラグジュアリーホテルの経営者というのは… 

アビーが関係する男のようで…

なにも知らないトニーは

つながってることを知らないまま、紹介されて

泣くのはどっち ?

つづきます  第17話 ほろ苦いスイーツ

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