もう戻れない | 第13話 火山のトリビア、へぇ

アラナが教えてくれた、秘密のアイテム、なんだろう。見に行ってみよう。

はあ、あそこにあるのか。普通では登れないんだよね。どうやって探せるの ? 

あった !  え、、、それだけ ???

ハート型のバスタブと、チョコレートみたいなもの。

?

これは、なんですか ?   (すみません、私、よくわかりません。これがトリビアだそうです。だからなにって感じ)

おいしそうだけど。

他にはありませんでした。ごめん、ようわからん、たぶんシムズで他のなにかと世界線がつながってるんだろうね。

ハートのバスタブはみたことあります。ほらあれ、シムズ2 の世界じゃない ? 

(この画像はシムズ4のキャプチャです。もうパラレルワールドになっています。シムズ4のキャラクターがゲームで遊ぶシーン。パソコンの画面の中がシムズ2のようで、頭がこんがらがります)

(・・よくわからなかったけど、オタクは喜ぶネタだったのかな)

以上です。とりあえず、期待していたサンリットタイズの火山の秘密は、自分のプレイではここまでしかわかんない。あとはネット検索で。

話は戻って、

モニカに結婚願望ができました。彼と結婚したい。いいねえ、やっと落ち着きますか。政治家の妻、似合ってますよ。資金援助して、彼にもう一花さかせてあげましょう。

まだ息子は世帯にはいっていないので、次は子供の親権問題。

学校でまちぶせしています。もうすぐ午後3時です。そろそろ学校が終わる頃。

モニカはちょっと浮かない顔。

「私はこのままでもいいと思ってるのよ」

「サンゴくんはもう一人前の男の子だ。早すぎはしないよ。ちゃんと自分で選択ができる歳だから、気持ちをきいてあげよう」

「あの子は、グランサム家で暮らす方がいいのよ。いまさら親の顔ができる資格がないわ。時々会って遊ぶくらいが… 」

「それは大人のエゴだよ。あの子の本心をキミは知ってるのかい」

 「あ、でてきた。おーい、こっちだよー」

「えっ、どうしたの、二人とも」

一瞬、ママと一緒にいるおじさんが、本当のパパのように見えた。

「今日はうちにいらっしゃい。迎えにきたわよー」

学校でまちぶせ、びっくりするよね。

「えー、スクールバスが待ってるのに、どうしよう」

走りながら、子供の顔が自然に親に向いていたので、偶然だけどいいショットでした。

ものすごく久しぶりに、子供の実父、ルーファスを呼び出しました。何年ぶり ?  元気だった ?

大人の話し合いです。しっかり聞いてもらえるよう、息子も参加させて、みんなの意見を聞いています。政治家は違うね。会話も上手です。

モニカとルーファスは結婚しておらず破局して別々に暮らしているし、息子のサンゴは、他の家で暮らしているし。

モニカには巨額の財産があるから、いま話しあうのが大事かもね。

生活に困らないよう、ルーファスにも財産や家をわけるって言ってるんだけど、いまだに頑固に受け取らない。

子供に会うのも自由でいいって言ってるのに、どっちでもいいって言う。むしろ会う気がない。

あいかわらずのひねくれもの。 

「だから、オレはもう自由なんだよ。何もいらないから勝手にやらせてくれ」

「パパとママ、昔からこんなかんじだったのよ。ごめんなさいね、でもちゃんと知って欲しくて」

いいと思うよ、ありのままの姿を見せて、理解してもらおう。

ママは、もうすぐおじさんと結婚するらしいし。ボクはどうしたい ?

ほんとはこの三人が親子なんだけど、どうしてもルーファスが浮いてしまう… 

「パパはもうママのこと、なんとも思ってないの ?」

「えっ、パパなんて恥ずかしいこと言うなよ。オレはモニカのこと好きだったよ。でもいまは他人だよ」

ズバリいいました。

「もうオレのことは構わないで欲しいな。きみたちだけで話し合ってくれよ」

サンゴくんは、ひとり書斎で宿題をしています。

いつ戻ってきてもいいように、子供部屋や遊び場を作って待っています。

どのタイミングで迎えようかな。

「アリスママが待ってるから、今日は帰るね」

帰る家があります。グランサム家に戻れば、本当の子供のように可愛がってくれる家庭なので、向こうにいても幸せです。

でも・・・やっぱり、ボクはママのそばにいてあげるのがいいかな。

いいのよ、あなたの意思で選んでちょうだい。

一度手放した罪悪感があるので、自分には選ぶ権利はない、と思っています。

つづきます  >> 第14話 オレの人生ついてない

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次