もう戻れない | 第10話 ヒモ男、ラストは変人

楽しい時間

なぜか急にパソコンを開いて仕事をはじめました。それ大丈夫? 防水 ? 海にどっぷり浸かっていますけど。

「あっ株価が動いたわ、いまが狙い目ね」

「そうよ、全部買うわ、間違いないから」

なんて、デート中にも仕事の話。うしろから彼がちょっかいだそうとしています。

「温泉が火山の近くに ?  チャンスよ、いますぐその土地買収して !」

不動産投資も。いろんな活動をしている様子。

「なんだい、こっそり話って。向こうに彼女待たせてるんだけど」

「あなた本気でモニカに相手されてると思うの ? まだミッション残ってるから、心の準備していた方がいいんじゃない ? そろそろ切られるわよ」

モニカの勢いが激しすぎるので、忠告されています。恋愛よりどりミッションで次々にぶった切り、この男も時間の問題でしょうか。

「キミ、ずいぶん評判悪いね。みんながキミのこと●●●っていってるよ」

(伏せ字はご自由に)

モニカが怒っています。

「私のこと信じてないのね  !  いいわよ、もう」 

そして、またチャリーン !  ロトが当たりました〜 !  今度は §50,000 です。これでも十分な大金。

もう彼女が信じられるのはお金だけかも。世間の評判は気にしない。彼女には強運の女神がついているようです。

サンリットタイズの男性シムたちをいろいろ観察することができましたが、最後にこの男、個性が強いマル・マンゴー (Maru Mango)さん。

彼と接触しようかどうしようか、迷いました。おもしろそうなんだけどな、ラストの男にはどうなんだろう..

なんか気になるシムです。軍事キャリアですが、この島でその格好は浮いていますね。

ひとりで軍を守っているのかな。軍事施設の名前が、マンゴーのミリタリーって、マンゴー一族と関係があるのかな。他のワールドにもマンゴー兄弟がいますよね。

マルさんの家が可愛いんです。軍の近くで一人暮らし。興味があるので、のぞきにいってみました。

が、

マルさんは「正気でない」特質のシムなんです。女性ひとりで遊びにいくと、危険だぞぉ

ぎゃあ。いきなりガバッと、ぶちゅ〜 !

ああ、部屋に入るとすぐこの襲撃。モニカも慌てています。一瞬で奪われてしまいました。やっぱりね。

でももう、慣れちゃったよね。予測できない方が刺激があって、モニカも抵抗せず。ちょっとおかしな男の方がおもしろいよ。

ラスト10番めの男はマルさんで終わりましょうか。

「ごめんなさい、あなたが最後じゃなかったわ…」

「くそ、うわさは本当だったのか。オレは本気だったのに」

「この女 ! タダで済むと思うなよ、おまえの家に火つけてやる ! 」

みたいな暴言を吐いてる様子を想像。激しく怒ってます。消防士ならではの過激発言。

「どうしてくれるんだよ、オレが予約した高級車とリゾートマンションの契約と、新しい時計とブランド服、支払ってくれるんだろうな」

(おい、お前もヒモ生活しとるやんけ)

「なにいってるの ? 全部買ってあげたでしょう。もう終わりよ」

( ほんとは勇敢な消防士だったのにね。すっかり堕落したヒモ男キャラにさせてゴメン、今回だけのイメージで )

「はぁ〜っ、夢の生活も終わりか… ぜいたくな暮らしができると思ったのに」

モニカと結婚して、一生遊んで暮らせると思ったのに残念でした。ははは

でも別れた直後もこんなかんじで仲はよかったです。お似合いだったけどね。個人的にプレイヤーの自分もこのシムは好きだったわ。

またいつか他のキャストで登場してほしいな。ありがとう〜、

9番目、終了です。

ということで、ラストをマンゴーさんと一緒に夢達成の瞬間を味わいましょう。

ヘリポートの上で、恋人の約束をして、

10人目、達成でーす ! 

あれ ? 反応しない … 

あれあれ、10人達成したのに、ファンファーレがならない。バグった ?  生涯の夢のパネルは何の変化もおきません。

拍子抜け。どゆこと ?   10人目の男と別れたら、カウントされるのかな。わかんない。

「ちょっと、その食べ方やめてよ ! 」

ラストを飾るのにふさわしい男で、マンゴーさんは奇人変人、言動がいつもおかしいシム。

もう恋人どころじゃありません。食べ方は汚いし、あまのじゃくな行動をするし、

見てると面白いんだけどね。マルさん、モニカが恋人になってること、わかってないかもね。

あとでフェードアウトしよう。

と、拍子抜けした翌日のお昼すぎです。

ごく普通に家で生活していたのに、いきなりジャカジャカ、プァーーン、と、ファンファーレがなりだし、夢が達成、おめでとう !!

のモードになりました。このタイムラグ、なに〜 ? 

パネルの色がゴールドに変わり、生涯の夢が達成されました。10人の恋人づくり、クリアです。おめでとう~

・・・って、後味わるいなあ。全然うれしくないよ。疲れたよ、もう。

これでひと区切りつきました。プレイもそろそろ終わりにする ? 

主人公のモニカは、ミリオネラになってお金を使いまくって恋愛よりどり遊びまわり、子育ては放棄して、はい、おしまい、

モニカに結婚願望がでましたが、あなたには無理でしょ。

って、なんだか達成感を感じられない、中途半端なエンディング。

これからどうしよう… 

と、夜中にパネルをじっくりながめて状況を確認してると、

あっ !!

この子は、

成長してる !  うわあ、かわいい。かわいいよ !

身勝手に手放してよその家に預けたままの、唯一の肉親、息子のサンゴくんが、小学生になってました。

会いたい・・・

無性に会いたくなりました。いまさらどうしよう。

つづきます  >> 第11話 政治家の恋人

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