
二人楽しくデートの時間を過ごしました。

ルーファスは、少し偏屈だけどそう悪い性格ではなく、
「キスの達人」「アウトドア好き」「完全主義」「子供嫌い」
と、うまく混ざり合った彼らしい人格でした。
最初に堅苦しかったのも納得です。一度うちとけると、ずっとラブラブしたがり、積極的になりました。
しかし、そのうちのひとつに問題があり、今後の二人の関係を振り回していきます。

バーにきました。ご機嫌なルーファスが、バーテンダーのチアムと雑談中。
Thiam : 「お客さん、楽しそうですね」
Rufus : 「わかる ? オレ、はじめて彼女ができて、いま最高なんだ」

Rufus : 「ホラ、あれが彼女。仕事先で出会って、毎日彼女の部屋に通ってるんだ」
Thiam : 「えっ、彼女ってアイツか」

Thiam : 「 (小声) …お客さん、あの女はやめといた方がいいぜ。ちょっと飽きるとすぐポイ捨てだよ。恋愛よりどりみどりのミッションが楽しいんだって、オレなんて2番目で・・・」

Monica : 「ちょっと ! 彼に変なこといわないでよ。もうこのお店使わないわよ」
Thiam : 「おっと、それは困るな、モニカ様ががっつり飲んでくれないと、ここの売り上げ響くもんな」

Monica : 「も〜私のことはほっといて ! うまくいってるんだから〜」
Thiam : 「 ヘイヘイ、お言葉信じましょう。今夜はお祝いにモニカ様のおごりでボトル10本あけますかい」
(今回のストーリーでは、元カレのチアムを、毒舌ながら影で見守ってくれるようないい関係のポジションにして、時々登場してもらいます)

友人のアリスが、会話に参加しました。
Alice : 「今度は本気なのよね〜♪ 最近うれしそうだもん」
アリスはこの島の住人で、家族志向でとてもやさしく可愛らしいですが、3人の子持ちのママシムです。
(アリスも準レギュラー的な存在で、今後深く関わります)

ここは「潮風のバー」という名前にして、みんなの社交場でいつもにぎあう場所になりました。
チアムがバーテンダーって、似合うなあ。

メイドの仕事は継続して、時々お泊まりしては部屋で二人静かに過ごしたり。

ルーファスは、一度好きになったら一途なようで、ずっとモニカに夢中です。
(この一瞬だけ、偶然のフリーウィルです。この時はまだ1人世帯のコントロールで、相手シムは操作できないのに、シムたちの自発的な動きで、彼から肩に手を回すリアクションをしたんですよ、これはびっくり。勝手にラブラブしてくれて、ほほえましい瞬間でした)

なので、テンション上がって、つい…

モニカさん、いま最高に幸せそう。こんなに愛されて、
もう10人の恋人ミッションは中止しちゃう ? 生涯の夢は変更しようか。普通の恋愛プレイでストーリー終わらせてもいいよね。

と、順調に進んでいましたが、

ある日、モニカの体調に異変が起きました。
「うっ、気持ち悪い… もしかして..」

ハイ、おめでとう~。デキちゃいましたよー
(シムたちが仲良くなると、ついついトライしてしまいます。今回もテンション上がって、やっちゃいました。先のことは考えず… )

MODのマスコンで、モニカの状況を確認してみました。(チートなので通常は事前にはわからない情報です)
えっ、双子の確率 50% なの ? それはさすがにしんどいな。
どうしよう、全然ベイビーのイメージがない彼女。デキちゃいました。しかも彼は「子供嫌い」の特質があります。
どうなるのでしょう。
実は「子供嫌い」のシムが子作りするとどうなるのか、というのが知りたくて、チャレンジしたのもあります。
そして今回のストーリーでは、「子供嫌い」の特質がここまですごいのか、と、自分のプレイでははじめて見るシーンが多く、びっくりの連続になります。

さあ、さっそく彼に報告しましょう。
あのね、実はね、デキちゃったんだけど…
と、報告するコマンドを送った瞬間から、ルーファスの様子がおかしくなりました。
顔色があきらかにちがいます。話を聞く前から、嫌な予感。

「実は、赤ちゃんできたのよ…」
おめでたを報告するシーンは、普段のプレイなら楽しい瞬間で、祝福されて幸せな気分を味わえるのですが、
今回だけは違いました。彼は「子供嫌い」の特質を持っています。
もう一度いいます。彼は「子供嫌い」

Rufus : 「はあ ? それホントに確認したの ?」
・・・うわーーこんな表情するんだ ! びっくりーーー ! ちょっと待って、あまりにも冷たい。えええーー
(プレイヤーの自分、はじめて見るシムのリアクションに絶句、これはひどい ! )
そして、

Rufus : (チッ、しくじったかな、まいったなあ)
って言ってるような心の声、うわあ、この顔、見たくなかったなあ。ショックです。子供嫌いの特質シムは、本当にイヤを態度に出すのね (笑)
次の連続する表情も、プレイそのままの流れです。

まいったなあ、という顔からの、
ハッとして「しまった、やばい顔見せたかな」と戸惑い、
そのあとすぐに「いや、どうしよう… まずいな」と、困惑する表情にかわります。
これ、リアルすぎる !! ほんとにゲーム ? 生々しいんですけど。

つづけて、フッと顔をあげてぼんやり宙をみつめ、
だんだん現実を受け入れ始めたような表情に変わりました。
これもリアル。でもまた、フッと顔を背けて、戸惑った表情に戻るんです。
もう、もう !!! ゲーム超えてるじゃん ! リアルすぎるし、プレイしながら、一体何をしてるんだろうと、手を動かす自分まで複雑な気分になりました。
だったら、究極のコマンド、だしましょうか。チートを使って、この事実を変えること… どうしよう、もうやめちゃう ?

ゲームの世界では、それをキャンセルすることも可能です。
(チートコマンドなので、MODが必要です)
いえ、やめたいなら、ゲームを保存せずに、この場でデータそのものを消してストーリーをやり直せばいいんですけどね。普通はこのまま進みます。
マスコンを使えば、 Pregnancy に関する操作も可能に。なかったことにしたければ、このおなかを「End」に … 終わらせる?
いやいやいや、やっぱりそんなことできないよー
( 心が揺れました。こんなに罪悪感を感じるゲームってあります ? )

妊娠を報告した時の彼のリアクションがあまりにも予想外だったので、モニカはショックで落ち込みました。
「ねえ、私の悩み、ちょっと聞いてくれないかしら」
3番目の元カレで警察官のサイラス氏が久しぶりに登場です。彼もサバサバして何でも話せる仲なので、相談にのってもらいましょう。

Silas : 「ぎゃはは、お前に悩みなんてあるのかよ、男に振られたか ? やけ食いして太っただろ、すこし腹がでてきてるぞ」
と、指差してゲラゲラ笑います。
Monica : 「だからぁ〜、そういうことよ、お腹がでてきちゃったのよお」
プンプンしながら、言い返しています。彼女達らしい雰囲気。

Silas : 「お、デキたのか、ほんとか ?」
Monica : 「だから相談したいんだってば〜」
ちょうど隣に、アリスのご主人のガビンがいました。このシムは家族志向タイプなので、彼女のマタニティ姿を察して、心配そうな顔でそばにいます。

Silas : 「そりゃうれしいじゃないか、おめでとう、がんばれよ、応援するよ」
Monica : 「でしょう、普通このリアクションでしょう ? 報告したら、一緒に喜んでポンポンって肩をたたいてお祝いしてくれるのが、普通のシムの正しいプログラムなのに…」
はい、喜ばないシムもいたんですね。今回のプレイで初めて知りましたよ。「子供嫌い」なシムの特質を。

他のシムたちはもちろん喜んでくれます。 祝福ムードいっぱいです。「おめでとう ! 」
アリスとガビン夫婦は二人とも家族志向で、彼らのプロフィールにも子供に関する希望がたくさんあるシムたちなので、
このあとのストーリーでは彼らの家庭にどっぷりお世話になる予定です。

しかし、あああ、やっちゃった。今回のプレイ、軽い恋愛ストーリーのつもりが、またファミリー系に変わりそう ?
しかもパートナーは子供嫌い。一体どうなるのでしょう。
つづきます ➡ もう戻れない | 第5話 100万シムオリオン !