ロマンスの達人 | 第8話 一途に想う

Luigi の家族とも親しくなり、みんなで遊びに行くようになりました。このまま家族になってもいいかな。

彼が一人暮らしなら今すぐにでも一緒に暮らしたいけど、甥っ子くんがまだ小さいので、もうしばらく Oliviaが一人の生活を続けながら、彼との時間を過ごします。

彼の金時計、George と一緒だ、って、リバービューのこと思い出しちゃいました。あの頃はひどいことしてたよね (笑)

と苦笑いしながら、彼の手を眺めていると、 

え、ちょっと待って、Luigi の左手の薬指、リングをつけてる!これショック。独身のはずなのに、どういう意味 ??

Olivia は左手の指輪が気になってしょうがありません。

情報を探しても結婚していた様子はなく、他に女性の影もありません。指輪は謎のまま。困ったな、ここは自由に妄想してくださいってことでしょうか。

 他に手がかりはないか、彼の情報を見ようとマスコンでチェックしていたら、他のことでびっくり。ななんと、料理スキルが 8 だなんて、これは負けた〜!

彼を信じよう。離婚歴もないし、独身よね。どこかにオチがあるとやだな。

こんなに不安になったのは初めてだけど、彼女はラッキー体質だからきっと大丈夫でしょう。

ラブレターがきました。ストレートに I love you , Olivia って書いてる。こういうのは英文のままがいいな。

大丈夫、信じよう。

あのリングは、ただのファッションで意味もわからずにつけていたのかも。

(追記: その後もリングに関わるエピソードは特になかったので、気にしないことにします。こそっと指からはずして、ペアリングに変えました)

彼が休みの日はいつもデート。 お祭り会場の Kissing booth で、ラブラブ。

二人のデートが美しすぎて、言葉が出てこない。

灯台の明かりも安らぎます。

少しはかなげな顔、モンテヴィスタで彼女は変わりました。

ごく普通の、一途な女性。

家を増築しました。彼がいつここに住んでもいいように。

Orland が高校生になりました。

(ちょっとお顔の個性が強いので眼鏡をかけて面影を残しました)

今夜もパーティ。Luis がおいしそうな料理を持参してくれてます。

二人が一番好きな食べ物が同じステーキだとわかってビックリ。これちょっと感動しました。これだけでもうれしいのに、あとでもっとうれしい驚きがあります

肉厚のステーキが、ジュージュー美味しそうなのよね。

この幸せがずっと続きますように。

彼女からブロポーズしました。

「あなたと結婚したい 」 

ってストレートに。

軽々と抱えてくれます。

幸せいっぱいの一場面です。

つづきます  >> 第4話 ブライダル専門店

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