ボーカル・レジェンド | 第7話 One More Grey Day (♪憂うつな日がまた一日)

今日も Darryl のステージは大盛況です。観客達の熱狂的な盛り上がり。

ボーも遊びにきてくれました。結局仲良し。

今夜はとある場所にみんなが集まりました。歌姫もいます。 

彼女も今度の新人オーディションの審査員で、新しい子を発掘する役目を持っていることにします。

5番目の新人タレントとようやく出会えました。でもこの子とはハートは飛び散らず。

たまにはいいかな。 5 人全員からモテたら忙しいもんね。

この子が一番普通で可愛い雰囲気です。バレエが得意でダンサーを目指しています。

「今日は音楽業界のただの飲み会って集まってるけど、これ、オーデションのウラ審査もきっと入ってるわよ。カメラ回ってないか注意して」

今夜は順番に Darryl と歌います。実は本当に裏オーデションで、彼女達だけ知らされていない状況にしておこう。

でもみんな感づいているので、それぞれ個性を出しながらアピールしています。 

「今夜は油断できないわ。あなたにも負けないからね」

バチバチと火花が飛び散っています。

「大丈夫、彼は私の味方だもん」

Lala も負けません。

でもきっと、一番輝いていたのはアップルです。彼女のオーラが違います。

この二本持ちマイク、カワイイな。

誰もが彼女を推薦し、優勝間違いなしと見ています。

シムズ版オーデション番組、 ” The Sims Got Talent  ” の予選がテレビ放送されました。

(勝手に作ってる)

彼が部屋で新聞を読みながらリラックスしている姿、くつろげます。

そこにピンポーン、と、また Lala がやってきました。熱心に訪問してきます。

部屋にあげてもいいんだけど、Darryl はこれから仕事の予定があるので、

ちょっと待てるかな ? 

下に降りると、Lala はおとなしく本を読んで待っていました。部屋に入れてもらうまでずっとそこに居座りそうな気配です。

Darryl : 「これから仕事だから夜遅くなるけど、それでもいいなら待っててくれるかい」

「今夜も泊まる ? 」

こそっとささやいて。

なんだか頭の中、やらしいこと考えているような顔です。いつもはハンサムなのに、ここだけなぜか鼻の下がのびて、いつもの彼らしくないおっさん顔にみえる。

今夜もステージ。キャーキャー言われてます。

ステージは何回やって飽きず、誰が見に来てくれるのか楽しみです。

夜遅くアパートに戻ると、おどろいた事に本当に Lala がまだ一階のロビーで本を読んで待っていました。

びっくりでした。コントロールしていないシムなのに、フリーウィルでずっとそこで待っていたなんて、可愛くていじらしく感じました。

(たまたま動かなかっただけでしょうけど、偶然の動きがナイス)

彼女のひたむきでちょっと周りが見えない一直線な行動に、彼もたまらない気分です。

もう今夜は朝まで寝かせないよ。

ステージが終わってまだ高揚感が残っている時で、疲れて家に戻ったら彼女が帰りを待っていてくれたのが、感動でした。 

つづきます   >> 第8話  Wig Wig Wag  (♪ぐねぐね)

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