リゾート・エンパイア | 第7話 大切なものが手放せない

秋になりました。まだ二人の関係は続いています。

フルーツ屋台です。島の名産品でここでしか収穫できない珍しいフルーツを販売し、これを目当てに観光客が増えてきた、ということにします。

小さくて気がつかなかったけど、中をのぞくと写真が飾っています。価格表かな ?  

もっと資金が必要なため、Money Tree の栽培を冬も続けたくて温室を作りました。

家より大きく二階建ての高さです。

しばらく小動物は飼う気になれなかったけど、最近ハヤブサを飼いはじめました。

Marc は鳥が好きなようです。

後ろにはカメの水槽も。男の部屋ってこういうの似合う。

ある日、久しぶりにパーティに招待されました。大きな豪邸で、はじめてみるモダンな作りです。

これ、当時の自分にとっては本当に不思議でした。どうやってこんな作り方ができるんだろう。

このモダン建築を勉強させてもらい、その後は私もデザイナーズハウスが作れるようになりました。練習しないとむずかしい。二階にデッキを作る技で建築のチートが必要です。

今日はハロウィンの日。Marc がコスプレでパーティに参加しました。

あのねー、 ズッコケます。勝手に着替えてしまうので。シム達はこの衣装すきだよね。

あら、いつかのアフリカンなご婦人も。おそろいでしたか。

みんなのコスプレを楽しもうと思っていたら、 本命の Hilda からデートのお誘いがきました。

Marc とHilda の関係は、三角関係というのかややこしい状態のまま。彼女には婚約者がいます。

Marcとハートの関係はもう一人います。シンガーの彼女、 Jeanne とも続いた状態。自然に破局になるかと思ったけど、なかなか自動的には壊れず。

本命の彼女には会いたいけど、長いこと順調に続いていたので、もうそろそろ悪い展開がおきるかなと、覚悟しました

(不適切な関係は、ゲームが許さずに突然破局のブログラムが実行されることがあります→平手打ちのアレね) 

急ぎすぎて着替えるひまがなかったけど、彼女を笑わせるためにこのままで行こう。

もしかしたら、会ったとたんに彼女が怒り出して破局になる、という日かもしれないし。そういう予感がします。

そうなってもいいと、心の準備はしています。Marc が自分から別れを言うのは、優柔不断の彼には無理でしょう。

ブーンと一本道を走るバイクの音、爽快です。乗ってるホットドックマンが笑える。

「もう、ばっかみたい」と、彼女も笑いをこらえているようでした。

よかった。最初の待ち合わせ場所では異変はおきず普通でした。

じゃあ移動しようか。

区画を移動した瞬間に、急に相手が怒り出す、というパターンもあります。どうなるのかな。

大丈夫でした。すんなりついてきてくれました。

別の場所に移動したとたんに態度が急変して… というパターンも経験したことあるけど、

彼女は穏やかでした。よかった、今夜のデートは普通にできそう。 

安心していると、島の子供達がおかしをもらいにやってきました。ハッピーハロウィン !

(島には学校がないんだけど、親と一緒に移住して来たらしい子供や成長したティーンが少しだけ住んでいます。きっとオンラインで授業しているということにして) 

今夜はいつも通りで大丈夫、と安心して、部屋で二人の時間を過ごしていました。

そしたらです。 

えっ・・・

突然、婚約者の Tailr がドアを開けてスッと入ってきました。

ええーーーっ、こういう展開か !!!! 

もう椅子から落ちそうになるほどあせりましたよ。だって家に着いて時間がたっていたから、もうなにも起こらないだろうと、くつろいでいたのに。

いきなり来ると驚くでしょ。

このパターン、いまだによくわかんないんです。どういうタイミングでおこるのか。

グループモードの何かにひっぱられてついてくる様で ? バグじゃないよね ?   わかりません。

でも、ちょうどパンプキンパイを食べていたし、Marc がおバカな格好のままでふざけていたので

「ハロウィンパーティの帰りだよ」と言い切れました。

Tailr :「オレ、昨日から出張で、今日は帰る予定じゃなかったけど急な用事で戻ってきたんだよ。今日のパーティには行きたかったなあ〜」

( 本当は、こっそり GPS をつけ、油断させて彼女の行動を探っていたことにしよう )

Marc : 「仕事、忙しいのかい。次はオレも出張に同行するよ。きみのおかげで島の名産品がホテルでもよく売れてるし。新しい商品の企画を一緒に考えよう」

 なんて、その姿で真剣に仕事の会話をしていることにします。

でもそのうしろで、いつのまにか彼女がベッドに入って寝てる。あああちょっと、それまずいでしょ (笑)

だって、眠いんだモン。

うわ、普通は見えないのに、カスタムコンテンツのベッドのせいか、眠っている彼女の掛け布団がずれて背中が丸見え。色っぽい〜

この状況、ますますヤバいのでは。とりあえず彼女を起こしました。

一番問題なのは Hilda の態度なんだけど、彼女は他人事のように自然体です。

別にいま、何も悪いことしてないモン、って顔で。

Tailer の笑顔をみてると切なくなって、うしろめたい気持ちでいっぱいです。

もうここから世帯をきりかえて彼がメインのストーリーに変更しようかと思ったほど。

いや、もう彼は感づいているはず。でもきっと、問い詰められない。

本当は泊まるつもりだったけど、今夜は帰しました。

もう彼女を部屋に泊めるのはやめようか。

仕事に専念します。

まだひとつめのリゾートホテルが五つ星を達成していないので、なんとかランクアップを頑張っています。スタッフを雇い、常に清潔で、サービスも行き届いています。

毎日外国のお客さんが宿泊にきてくれます。これが楽しくて、いろんな国の民族衣装を着せて、ホテルの雰囲気を味わいました。

ランダムに入ってくるので、いままでキャラメイクしていたツーリストのシムを作ってよかったかも。

露天風呂も作って、リラックス。

ある朝、家の温室の前で、一羽のハヤブサがウロウロしていました。

あれっ、逃げ出したのかな ? と驚いたけど、部屋にはちゃんといます。

迷い込んできたようです。でもなんだか、家で飼っているハヤブサのつがいだったような気がして、メスのハヤブサを追いかけて、オスも家にきたんじゃないかな。想像で。

これって偶然 ? こんな出来事があってもいいね。

二羽とも飼ってあげよう。

ペアで温室におきました。ハヤブサたちは仲良く温室の中を飛び回って、プレイの最後まで長生きしてくれました。 (いい話です)

Marc は忙しくなってホテルに泊まり込みになったので、お金の木の収穫とハヤブサの餌やりのためだけに家に戻ってきてます。

つづきます  >> 第8話  おかしなカップル

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