彼女は奇婦人 | 第7話 あっちいけよ

8 番目の恋人は MaryKay (メアリーケイ) です。性格が悪いのは知ってるけど、おつき合いしてみます。

MaryKay も 7番目の Laurel もゲーム開始時は高校生だったので、成人してまだ若い彼女達 。

MaryKay は黒髪で色白のせいか、日本人形みたい。人形というかおたふくというか、おかめ顔? 妙に親近感わきます。

名前、マリコかケイコにしたら? 

しかも、ぞうりみたいなの履いてますけど。

彼女の家はリバービューで一番金持ちのシャロー家。日系じゃないよね。

見た目はまあまあ可愛いけど、やっぱり性格がきつい。

ワッと脅かされてます。

「私、くまのぬいぐるみなんて大っ嫌い。子どものとき、はさみで切り裂いてやったわ」

って言ったかどうかは想像だけど、そのくらいの剣幕で怒ってます。

「怒った顔もかわいいよ」と、話をすり替えて機嫌をなおしつつ、

「えー、だめよー」の顔を見たくて口説きモードに入ります。

しつこくやりすぎると、本気で嫌がられるけど。この顔も可愛い。

こういう雰囲気のニッポンのお姉さんいるかも。

友達以上になっても苦戦してます。口説いても落ちません。婚約者もいるようで、何回迫ってもいやがられます。

それにしても彼女の性格、悪い・子ども嫌い・怒りっぽいの性格、どうしようもないね。

一日かけて口説きました。ロマンチックなコマンドが出るまで相当の時間がかかりました。性格によって、こんなにも違うのか。

長い時間かけたせいか、他よりも親しみがわいてきて、まじめに恋人同士の時間を過ごしてみました。彼女のためにテレビを用意したり。

恋人になると、可愛いしぐさも見られました。

でも普段の MaryKay のキャラは態度が悪くてあまり好きじゃないので、今回のプレイだけ、特別出演で。

「うちってお金持ちでしょ、だから財産目当ての男が多くって、見抜くのに時間がかかるのよね」

彼女の子ども嫌いが Ray まで影響されています。Ray のそんな吹き出しは似合わないから、はやめにお別れしよう。

家族志向の特質は持っていないけど、すっかり子ども好きになった Ray です。

恋人より気になるのは、この子達の様子。 幼児から見守っていた June はまだ高校生。

年子の姉妹もまだ高校生。肌の色が違うのはお母さん譲りのようです。

彼のステータスは、わりときれいかな。数は多いけど醜くはない? 

「長続きできないんだ。ごめん」

Ray は制約嫌いではないけど、それに近い性格になってます。もう一生独身でいよう。 

(と、この時までは思っていたんだけど・・・)

広場に Noah 達がいました。親子そろっているのに、Odin からあっちいけとシッシッされているのを見てしまいました。

ひどい〜可哀相! やっぱりそうなるか。

「小さい頃は優しかったんだけど、ボクが小学生になるとパパが冷たくなったんだ。ボクがママそっくりで、パパに似てるところがひとつもないって」

「そうだったのか・・・」

Ray が絶句してます。

思い出を作ってあげたくて、あちこち施設の見学に連れて行きました。将来の性格にいい影響がでるかもしれないし。

役所にも見学にきたけど、今日はなにかの抗議デモをやってる。あまり見ない方がいいかな。

元カノの Jane まで大きな声で参加してます。プラカードどういう意味? Ray に対するあてつけにしか見えませんが。

精一杯、楽しく過ごしました。ちょうどこの日が小学生の最後でした。

Noah が高校生になりました。おめでとう。

ますます母親そっくりの顔。悪い性格はつかなかったけど、「命知らず」が追加されたようです。 

親子と名乗れないけど高校生の息子。

若かった Ray もミドルエイジに近づいてきました。

つづきます — > 第8話 まさかのプロポーズお断り?

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